2026年1月19日月曜日

魚を与えるより魚の釣り方を教える

魚を与える人は与えた自分が良い気分になりたいだけの偽善者であることが多い。魚の釣り方を教えるべきだ。魚の釣り方を教えるのは魚を与えることの数千倍も難しい。

家族にお金の稼ぎ方(投資)を教え続けたが、4人に教えて身につけられたのは1人だけだった。やはり魚の釣り方を教えるのは難しい。

素人に投資を教えられるかについての議論から1980年代にタートルズの試みが実施された。タートルズの手法は一種のブレイクアウト手法だった。これで生徒は儲けられるようになったのだが、やがてそれでは儲けられなくなった。そのあたりの顛末はタートルズのその後を報告した書籍に述べられている。書籍はアマゾンで手に入る。図書館にもあるだろう。

同じ手法では継続的に儲けられないという事実に対しては、成功した投資家は全員そうだと言うだろう。システムトレードやクオンツトレードという言葉が出現する前からそれは知られていた。古くは「相場付きが変わるから」と説明されていた。

相場付きが変わることに対応するためには、次の2つのことを理解する必要がある。
  1. 相場付きが変わるとこれまで通用した手法は通用しなくなる
  2. 新しく通用する手法を見つけるためには自力の勉強によるしかない
これを理解できたのは家族4人のうち私の妻だけだった。いちばん覚えて欲しかった妻が理解できたのだから良しとするしかない。これで安心して死ねるというものだ。

相場付きが変わると自力でオリジナル手法を編み出さねばならないという投資の原則を理解すれば、私と妻の手法が時を経るにつれて違ってくるのは予想できた。実際、私と妻の手法は今では全然違う。銘柄選びの基準もエントリータイミングもエグジットタイミングも違う。その結果、うまい具合にヘッジの関係となっている。ヘッジの関係になったのは二人の性格が正反対だからだろう。元本に対する利益率が二人ともほぼ同じなのは偶然なのか最適化の結果の必然なのかはまだなんとも言えない。

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