2025年12月21日日曜日

日本に住んでいないのに日本経済の先行きが暗いと見通すことのできる市場関係者はけっこうすごい

植田さんは12月19日の日銀金融政策決定会合において、ていねいに説明したが、少々正直過ぎたので、利上げしたにも関わらず円安が進んだ。

今回の日銀金融政策決定会合で円安が進んだ理由は、日本の金利は今後上げたとしてもせいぜい1.5%だ、下手をすると1.0%で長く停滞するかもしれないと市場関係者が感じたからだ。その土台にあるのは、日本経済の先行きが暗いだろうという思惑だ。日本に半世紀以上暮らしている日本人である私には日本経済が立ち直ることはないだろうと肌感覚でわかる。為替取引に関わる市場関係者の半分以上は外国人で日本に住んでいないのにこれがわかるとは、なかなか大したものだと思う。

それとも、外国人が正しく見通せているのはたまたまの偶然で、彼らは別の数値を見ているだけなのかもしれない。

0 件のコメント:

コメントを投稿