- 26インチか27インチホイール
- シングルギア
- チェーンはフルカバード
- 荷台付き
- センタースタンド
- 車重は20kg〜30kg
- ブレーキはワイヤー伝達ではなく、機械リンク式
ようするに「ひとりぼっちのリン」に出てくるような実用車だ。私は50年前にリンの乗っていたのと同じ実用車と、片倉の競技用ロードレーサーのシルク号に乗っていた。リンを真似て、こういう実用車でスポーツ車に乗っているあんちゃんをぶち抜くのが楽しみだった。時速40kmを出せた。もちろん片倉のロードレーサーに乗れば時速60km以上で走れたが、それで抜いては当たり前すぎてつまらない。
探すのに苦労したが、ブリヂストンのステップクルーズST60T2(以下の写真)がこのスペックを満たしていた(7番めのブレーキは除く)ので購入した。三角フレームでないのが強度的に心配だが、ボトムブラケット部の少し上に短い水平ビームがあるのでおそらく大丈夫だろう。ブレーキはワイヤー伝達で機械リンク式ではない。ブレーキ以外の最大の違いはリムだ。50年前の実用車のリムは幅が広くて分厚くて段があって重かった。オートバイのホイールそっくりだった。車重は30kgを超えていた。それに比べたらステップクルーズのホイールはすごく軽い。ギア比を変えたら、この自転車で時速50kmで走るのはそれほど難しくはないだろう。
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