2025年6月13日金曜日

ひとりぼっちのリンに出てくる実用車を探すもブリヂストンのステップクルーズST60T2になる

32年前に買ったブリヂストンの実用車が壊れかかってきた。前後のスプロケットが摩耗して、チェーンも伸びてきた。交換することはできるが、部品代だけで1万円以上かかりそうだ。その上、全体にガタが来ていて全力で漕ぐのにはもはや耐えられそうもない。そこで新しい自転車を買うことにした。欲しいスペックは
  1. 26インチか27インチホイール
  2. シングルギア
  3. チェーンはフルカバード
  4. 荷台付き
  5. センタースタンド
  6. 車重は20kg〜30kg
  7. ブレーキはワイヤー伝達ではなく、機械リンク式

ようするに「ひとりぼっちのリン」に出てくるような実用車だ。私は50年前にリンの乗っていたのと同じ実用車と、片倉の競技用ロードレーサーのシルク号に乗っていた。リンを真似て、こういう実用車でスポーツ車に乗っているあんちゃんをぶち抜くのが楽しみだった。時速40kmを出せた。もちろん片倉のロードレーサーに乗れば時速60km以上で走れたが、それで抜いては当たり前すぎてつまらない。

探すのに苦労したが、ブリヂストンのステップクルーズST60T2(以下の写真)がこのスペックを満たしていた(7番めのブレーキは除く)ので購入した。三角フレームでないのが強度的に心配だが、ボトムブラケット部の少し上に短い水平ビームがあるのでおそらく大丈夫だろう。ブレーキはワイヤー伝達で機械リンク式ではない。ブレーキ以外の最大の違いはリムだ。50年前の実用車のリムは幅が広くて分厚くて段があって重かった。オートバイのホイールそっくりだった。車重は30kgを超えていた。それに比べたらステップクルーズのホイールはすごく軽い。ギア比を変えたら、この自転車で時速50kmで走るのはそれほど難しくはないだろう。


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