2025年5月8日木曜日

マルタがオーバーツーリズムにより京都化してしまった

シチリア島の南にあるマルタ島は、ヨーロッパに近く気候もすごく良いのに観光客が少なく穴場観光地として知られていた。今年からその状況が変わった。大量に観光客が押し寄せて来ている。

マルタのハイシーズンは6〜9月だ。なので5月の今は昔なら観光客は少ない。路線バスの料金もハイシーズンは50セント値上がりするが、今は普通の料金であることからも今はローシーズンであることが分かる。ところがバレッタから観光地へ向かう路線バスは観光客で満員だ。これでは地元の人が乗れない。京都みたいだ。

島の真ん中にあるかつての首都イムディーナは「静寂の街」と呼ばれていた。ところが今は平日に行っても観光客でいっぱいだ。街の名前を「喧騒の街」に変えなければならないだろう。

もともと観光客でいっぱいだったバレッタはさらに過密状態が進んでいる。かつては誰も通っていなかったような裏道も人がたくさん歩いている。

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