ラインメタル社はドイツの野砲を製造しているメーカーだ。ティーガー2の71口径88mm砲はラインメタル社製だし、西側の現用戦車の120mm砲もラインメタル社製かそのライセンス生産品だ。米国がトランプの命令でウクライナへの砲弾の供給を止めてウクライナ軍が困っている。それを見越した訳ではないだろうが、ラインメタル社は自社の砲弾製造能力を増強しつつある。もうじき米国全体が製造できる砲弾よりも多くの砲弾をラインメタル社だけで製造できるようになるとのことだ。これを知ったのでラインメタル社の株を購入した。ドイツのクセトラ取引所でユーロ建てで購入した。分散して買った方がよかろうと、今回買ったより安い値で複数の追加注文を入れておいた。
株はともかく、戦車砲の話をしたい。ドイツの戦車砲はラインメタル社だけが作っていたのではない。クルップ社の方がたくさん作っていた。ティーガー1に搭載された56口径の88mm砲はその前身の高射砲時代のも含めてクルップ社製だ。71口径の88mm砲もティーガー2搭載戦車砲こそラインメタル社製だが、ナスホルン、エレファント、ヤークトパンターに搭載された71口径の88mm砲はクルップ社製だ。71口径の88mm砲間では砲弾は共通だ。71口径の88mm砲の対戦車砲はラインメタル社製とクルップ社製があり、尾栓部と砲架の形状が違う。そしてそのクルップ社も今も存続している。
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