同調志向では人と同じことをすることを目指すが、そのためには自分の頭で考えないようにする必要があることも以前のブログで述べた。自分の頭で考えないから、上に立つリーダーの言うことをそのまま鵜呑みにする。それだけならただの奴隷で使いやすいのだが、何か悪い結果が起こるとリーダーの言うことを聞いたのだから責任は全てリーダーにあって自分は何も悪くないと考える輩が生まれる。それが高じて21世紀では何も考えず何も注意を払わない国民が一番善良であるというトンデモ文化が生まれた。
世界の国でここまで国民が堕落して甘えている国は日本しかない。治安が悪く盗みが普通に行われる国であっても、盗む方は生きるために死ぬほど考えている。考えないで呆けていると生きられないからだ。知識が少ないなりに考えて努力している。生きるのに真剣だ。これは人間に限らず野の獣でも森の昆虫でも同じだ。呆けていると餌が採れなくて飢え死にするし、強い者に襲われて食べられてしまう。真剣に生きない個体は死んでしまう。それゆえに、真剣にがんばる個体、力の強い個体が生き残り、それが生物の進化につながってゆく。日本人はその自然の摂理の外にいることを選好しているのだ。愚かにもほどがある。他国の人間や獣や昆虫など全ての生き物から「バカは勝手に死ねば」と嘲られること必定である。
比べられる統計が存在する2009年で見ると特殊詐欺にひっかかるバカは日本が米国の15倍いる。昔から米国人は相当にバカだと評判だが、米国人のバカさ加減など比べ物にならないくらい日本人はバカである。
日本人が情けないからなんとかしようとかはもはや思わない。こうなっては直しようがない。放っておけば勝手に自滅するのだから、こいつらに関わらないでおこうと思うだけで十分だ。バカのしでかすことのとばっちりを食うなんてまっぴらごめんだ。
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