今投げている連中はなぜ円を買ったのか。それは韓国の政変やらなんやらで円買いをしたとのことだった。あ、バカがまだいる。昔は有事に買われる通貨はドル/スイスフラン/円だった。この3つの国は軍事的あるいは経済的に信用のある国だからというのが理由だ。ところが日本はこの30年で経済的に落ちぶれてしまった。もう経済的に信用のある国とは言えない。だから今は有事に買うべき通貨はドルとスイスフランだ。ところが、昔からそうだったからという理由で円を買うバカが少数だがいる。未だに円を買う連中は状況が変わっても知識をアップデートできない人間、すなわちバカだ。
知識をアップデートし続けない人間をバカと言う。医師であっても最新の研究論文を読むことをサボり、間違った昔の知識を盲信している輩はそこそこいる。そんなのは医師であってもバカと呼ぶべきだ。やぶ医者と言ってもよい。バカはどんな分野にもいる。相手にしないことだ。
とは言うものの、投機の世界では敢えてバカに合わせる必要があるときも多い。金融商品の価格は市場参加者の多数派の意向で決まる。本当は価値のないチューリップの球根であっても、みんなが買いたがって高値をつけるときには買わないと儲けられない。チューリップの球根には関わらないのもひとつの選択だが、それだと損をしないが儲けることもできない。ここが難しいところだ。
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