本来ならあらゆる買い物で価格交渉があった方がよい。価格交渉をこなすためには自分が買う品物の価値を見極める眼力が必要となる。これは家を買う時も、中古車を買う時も、金融商品を買う時も必要な能力のはずだ。普段の買い物という日常の中で物の真の価値を考える訓練ができるのだから、価格交渉がある地域ではそうでない地域より国民の知性が上がる。うらやましい限りだ。
大勢の客に品物を売らなければならない現在のスーパーマーケットでは、いちいち価格交渉をしていたらレジが回らないので値札をつけて売らなければいけないのは理解できる。だが上で述べたように本来はその都度価格交渉をする売り方の方が国民の知性が向上する。
猿から人になった100万年前からいやそのもっと前の獣だったころから、「楽してサボる奴は飢えるか喰われるかして死ぬ」というのは世界の常識だった。考えるのをサボって楽しようとするやつは昆虫以下の知性しか持たない存在だ。自分で選んで楽しているのだから、それが招いた結果に文句を言うなよ。
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