2024年4月5日金曜日

TOP GUN Maverickのおかげで米陸海軍でCaptainの階級が違うことを学べた

TOP GUN maverickでマーヴェリックことピート・ミッチェルがCaptainと呼ばれていた。Captainは大尉のことだと思っていたので、本当に出世が遅いのだなと思っていたのだが違った。Captainが大尉なのは陸軍と空軍と海兵隊で、海軍のCaptainは大佐なのだと後で知った。大佐ならあと一つ昇進すれば准将(海軍だと下級少将)なので、それほど出世が遅い訳ではなかった。

面白いのは同じ海軍なのに海兵隊は陸軍と同じ階級名称を使っていることだ。海兵隊の作戦は陸上で行うことが多く、陸軍の兵士と話す機会が多い。海兵隊の始まりである大陸海兵隊のとき陸軍と同じ階級名を使っていた。この両方の理由から陸軍と同じ階級名称を使っているのだろう。

米軍は陸海軍の航空機で同じ弾丸を使っているなど合理的だが、階級名称では変なこだわりがあることが面白いと思った。戦いの結果には直接関係ない階級名称くらいは変なことをしていても、作戦や兵站をきちんとしていればよいので別にかまわないと思う。それに比べて旧日本軍はどうでもよいことにこだわるくせに戦いに勝つための必須のことは軽んじた。負けるわけだ。

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