2024年4月18日木曜日

特殊詐欺の件数は日本と米国でどれくらい違うか

日本では2000年頃にオレオレ詐欺が年間数十万件発生した。警察ががんばったせいか詐欺は急激に減り、2009年には7000件程度まで減少した。そこから徐々に増えて今は年間1万件を超えて推移している。それでも2000年頃に比べるとずいぶん少なくなっている。

これに比べて米国はどうなのだろうか。なかなか統計がみつからずCNNのニュース記事をやっと見つけた。記事によると2009年はわずか743件だった。2010年以降は増えて4万件となっているが、年間4万件なのかのべ4万件なのかは記事からはわからなかった。日本の詐欺件数の推移のグラフを見るといきなり詐欺の件数が1年で50倍になるなんて起こりそうにないので、4万件はのべ件数と思われる。

日本の高齢者数は3500万人で2009年の詐欺件数が7000件。米国の高齢者数は5600万人で2009年の詐欺件数が743件。日本は5000人に一人がだまされていて、米国は7万5000人に一人がだまされている。日本人の方が15倍だまされている。私が詐欺師なら、米国より日本で仕事をした方が効率的だと判断する。

米国人は賢い人はとても賢いのだがおバカな人はかなりバカで、平均的な米国人はかなりバカだ。おどろくほどバカだ。しかし詐欺にはだまされない。如何に日本人がものを考えないかがよくわかる。時間があるんだからテレビやスマホばかり見てないで、頭を使って考えればよいのにと思う。詐欺師にしてみれば「今のままでいてください」なのだろうが。

0 件のコメント:

コメントを投稿