2024年4月17日水曜日

平泳ぎの方がクロールよりもカロリーを消費する

水泳の4泳法の運動強度には諸説ある。もっとも普及している数値が以下だ。厚生省のページの情報なのだが、2006年でちょっと古くあまり正確ではない。

クロール(速い)=11METs
クロール(遅い)=8METs
バタフライ=11METs
平泳ぎ=10METS
背泳=7METs

これを参照している記事が多いが、自分の実感と合ってない。私の場合の泳いだ後の疲れ加減は

バタフライ=平泳ぎ>クロール=背泳ぎ

だ。平泳ぎの方がクロールより疲れる。おかしいと思って調べたら2011年とちょっと新しい国立健康栄養研究所のページを見つけた。これから抜粋すると

クロール=10.0METs
バタフライ=13.8METs
平泳ぎ=10.3METs
背泳ぎ=9.5METs

だ。この数値は私の実感に近い。

さらに調べると、別の調査の結果もあったが、おおむね国立健康栄養研究所のデータと齟齬はない。運動強度は

バタフライ>平泳ぎ>クロール>背泳ぎ

がファイナルアンサーでよいようだ。

調査によって数値が異なるのは真剣に泳いでいるかどうかの差だと思う。バタフライだけはある程度スピードを出さないとリズムが取れないので、真剣さが違っても劇的には運動強度は下がらない。それ以外の3泳法はサボろうと思えばいくらでもサボれるのでゆっくり泳げば運動強度は下がる。

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