2024年4月19日金曜日

ブラウ作戦で連戦連勝するもカスピ海には到達できず

Steel Panthers WW2のロングシナリオでブラウ作戦を遂行していたが、戦術的には勝っていたがカスピ海へは到達できなかった。押し戻されて1943年の今はウクライナで戦っている。いくら戦術的に勝っても史実に基づいて戦争は推移するルールのようだ。日本のゲーム大戦略では勝ち続けるとアメリカ上陸作戦ができたり、インドまで到達できたりしていたので、そういう展開を期待していたが、SPWW2は戦術レベルのシミュレーションなので仕方がないところだ。

戦線は押し戻されているものの、兵器はとても充実している。勝利ポイントでコツコツ新型戦車に交換していったのでブラウ作戦が終わるころには戦車は全てティーガーになっていた。1943年になるとパンターの初期型であるD型が使える。エレファントの初期型であるフェルジナンドも使えるのがありがたい。

ティーガーの88mm砲でT-34相手の戦闘では楽勝なのだが、KV-1c(このcは英語のシーの小文字ではなくロシア語のエスの小文字)の前面装甲120mmを1000mの距離では貫通できない。仕方なく接近戦をしかけるが、接近戦だと数で劣るドイツ軍はけっこうつらい。パンターの75mm砲は多少マシだが1000m離れて撃つと貫通する弾と弾き返される弾が半々くらいで、これもけっこうつらい。そんなとき71口径88mm砲を搭載するフェルジナンドはありがたい。1000mの距離からKV-1cの前面装甲を軽々貫通する。あまりに威力があるので、T-26やT-60などの軽戦車を撃つと命中しているのに敵は平気で動いていることがよく起こる。何が起こったかと言うと、弾が敵戦車を貫通して素通りして後ろから出て行ってしまっているのだ。弾は敵戦車の中で爆発しない。敵戦車の前と後の装甲板に88mmの直径の穴が開くだけ。これは笑えるのだが、30発くらいしかAP弾を積んでないフェルジナンドにとって弾を節約しないといけないのにこれはつらい。実際フェルジナンドは弾切れで戦線を離脱することが非常に多い。軽戦車との戦闘用に50mm砲や短砲身の75mm砲を積んでいる3号戦車や4号戦車を連れて行った方がよい。

ウクライナの平原でも勝ち続けているのだが、1945年まで戦うとベルリンまで押し込まれるのだと思うと悲しい。

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