2024年1月7日日曜日

みんなが正しいと思い込んでいることはたいていの場合まちがっている

家族で「なんでこんなに日本人はバカばっかりになったのか」を議論していると、原因のひとつとして毎回挙がってくるのがゆとり教育だ。確かにゆとり教育が原因のひとつであることは間違いない。頑張る人のやる気をそいで「働いたら負け」という悪しき風潮を作り出した。

ゆとり教育が提案された当時、これを言い出した人は悪いことをしているという認識はなかっただろう。自分は良いことをしていると信じていたと思う。誰も反対しなかったことから、まわりのみんなも正しいことだと思っていたようだ。しかし、間違っていた。議論不要で直感的に正しいと思えることはたいていの場合まちがっているのだ。

トロツキーやレーニンが共産革命を志したとき、労働者は共産主義が正しいものと思い込んで手を貸した。おそらく10秒も考えずに正しいと思っただろう。国が共産主義になった結果、労働者がいちばん地獄を見た。

科学の世界でもこんなことは数限りなくあって、地球が宇宙の中心と思われていた時代はみんなそう思っていた。が、間違っていた。こんな事例を数え上げればキリがない。

こんな歴史から学ぶことは、多くの人が正しいと思っていることは全て疑ってかからないといけないということだ。私は何も特別なイベントのない日常生活を送る上でも、毎日100回以上「これおかしくないか?」と疑問が湧いている。お風呂にはいるとき、爪を切る時でも「このやり方は最適なのだろうか?」といつも考えたり調べたりしている。私の学習速度は普通の人に比べると劣るので40歳くらいまでは自分はバカだと思っていたが、60歳を過ぎるころから「あいかわらず自分はバカだが他のほとんどの人よりはマシだろう」と思えるようになった。

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