2023年11月17日金曜日

外国のバス運転手さんは大事にされている

もよりバス停のバス路線が廃止になった。都心なのでいつもたくさんの人が乗っていた。赤字でもないのになぜに?と不思議だったが、どうやら運転手さん不足が原因らしい。

地方で赤字鉄道を廃止するとバス路線に転換するのが常だったが、今は逆だそうだ。鉄道なら100人でも200人でも一人の運転手さんで運べる。バスだとそれだけ運ぶためには3、4人の運転手さんが必要になる。運転手さんが不足しているので鉄道の方がまだマシということらしい。

運転手さん不足の理由は給料が安すぎるためだが、それだけでなく文化的な問題であることを指摘する東洋経済の記事を読んだ。著者の森口将之さんはモビリティジャーナリストでよく分析している。この記事で興味深かったのは、欧州のバスでは乗客がすっ転んで怪我をしても、それは乗客が悪いのであって、バス会社や運転手さんの責任を問われないのだとか。そう言えば、外国の乗合バスにのる度に「運転が荒いなあ」と私も思っていた。たまたまそういう運転手さんにばかり当たっていたのかと思っていたが、それが普通だったのだ。

バスの作りも日本と外国では違うことも記事で言及している。日本のバスでは高い位置の席が減っているのだが、外国は普通にあるのだそうだ。これも外国では席から転げ落ちてもそれは乗客の責任となっているからだ。

給料が安いのに責任だけは重い仕事に就こうとは誰も思わない。日本のバス事業が衰退しているのはわけがあるのだ。

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