2023年10月8日日曜日

HP EliteDesk 800 G2 DM 35W をsamsung magicianでSSD交換

トレードに使っているPCのSSDが手狭になったので容量の大きいモノに交換した。
システムドライブのコピーは、ease usの無料版backupソフトウェアで行っていたのだが、今の無料版ではできなくなっていた。そこでコピー先のSSDがsamsung製なときだけ使えるsamsung magicianソフトウェアでコピーを行った。

ソフトをダウンロードしてData Migrationを実行するだけなのだが、いくつかひっかかったので、それを記録しておく。

  1. ソフトの実行にSSDのシリアル番号が必要かと思っていたが、不要だった。つながっているSSDがsamsung製なら自動認識してソフトが動く。
  2. samsung magicianは2023年9月にver8.0が出てmacにも対応するようになったのだが、噂ではver8.0では外付けUSBケースに入れたSSDを認識しないとのこと。そうなると困るので私は古いver7.2をダウンロードして実行した。古いバージョンはsamsungのサイトにはないので、置いてあるダウンロードサイトを探さないといけない。この手のダウンロードサイトは怪しいのであまり使いたくはないのだが、ダウンロードした後にウイルススキャンをして大丈夫だったら、大丈夫と信じて使うしかない。
  3. 使った外付けケースはORICOの2577U3-BK-EPというUSB3.0対応ケース。amazonで900円くらいで売っている。USBケーブルは付属している。付属USBケーブルのコネクタ形状はtypeAだ。
  4. EliteDesk 800 G2 は背面の手回しネジを一本回すだけでパネルが開けられてSSDにアクセスできる。工具は不要。SSDの取り出しもSATAケーブルを引っ張って外した後はSSD横のばね金具を外に広げてSSDを抜くだけ。これも工具不要。SSDに引っ掛け用の金具が4個ねじ込まれていて、これを外すときだけ六角レンチが必要だ。ボルトには六角穴以外に横一線の溝が掘ってあるから、大きなマイナスドライバーでもボルトを回せるが、本当に大きなドライバーが必要なので、普通の家庭には置いてないだろう。六角レンチを用意した方が簡単だ。
  5. コピー元のシステムSSDはソフトを動かしているPCの起動SSDでないといけない。これが驚いたと共にひっかかった点だ。私は安全を考慮して別のPCにコピー元のSSDとコピー先のSSDを接続してソフトを動かした。ソフトを動かしているとき内容が動的に書き換わるCドライブを直接コピーするより安全だからだ。ところが、samsung magicianでコピーしようとすると「システムSSDのコピーはPCのシステムドライブからでないとダメです」と表示されて実行できない。なぜわざわざ危険なことを強制するかなと思ったが、windowsのライセンスキーをうまくコピーするためではないかと思う。未確認だが。
  6. ease usのbackupソフトではセクターbyセクターの設定やら容量違いの設定やらHDDとSSDの違いの設定やらいろいろ設定箇所があったが、samsung magicianではData Migrationを選んでコピー元ドライブとコピー先ドライブを指定するだけ。ドライブの容量が違うのに大丈夫かなと思ったが大丈夫だった。128GBのSSDを1TBのSSDに換えるのにかかった時間は1時間弱だった。
新しいSSDだけにして起動すると普通に起動した。windowsライセンスは何もすることなく認証されていた。あまりに簡単すぎて拍子抜けした。今は1TBのSSDが1万円しないので、容量が足りなくなったら取り換えるのが吉だろう。SSDは空き容量が1割を切った状態で使い続けると寿命が縮むし。

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