身体のすみずみまで意識を集中してゆっくり動かす。これで手足をぶつけることはなくなった。傍から見ていると太極拳をしているように見えるだろう。
戸外には手足をぶつけるものはないが、ゆっくり動くのがくせになってしまったので、歩くときも自転車に乗るときも太極拳風にゆっくり動く。それで数年経ったのだが。あるとき自転車で車をよけるために急に向きを変える必要が生じた。で、曲がったのだが綺麗に車体が寝てくれて、しかもタイヤにはトラクションがきっちりかかっていて不安なところがなかった。峠をスポーツバイクで攻めていた20代のときよりもコーナリングが上達した感じだ。
今ならあのころよりもっと速く峠を走れるかもと思ったが、やっぱり危ないのでバイクを引っぱり出すことは止めようと思う。
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