詐欺のメールやSMSの日本語がおかしいのも実はわざとだ。彼らはその気になればきちんとした日本語を書くことができる。しかしわざと変な日本語にしているのだ。これも8億7千万円と同じ理由からだ。
詐欺師は、このような明らかに詐欺とわかる手口にひっかかるバカを選別しているのだ。普通に知恵がある人だと、お金を送る段になっておかしいと気付いて詐欺が失敗し、そこまで持っていくのに費やした労力が無駄になる可能性が高い。バカだと詐欺と気付く可能性が低い。詐欺の労働生産性を上げるためには最初にバカを選別することが重要だ。
よい戦略だと思うが、日本以外の国ではこの戦略はあまり役に立たない。普通の国ではバカが大金を持っている可能性が低いからだ。日本だけはバカでも大金を持っていることがある。不条理だと思うが、日本の特殊な政治形態ゆえにそうなっている。
中世は貴族が農民から搾取していたが、現在の日本はバカが賢い人から搾取している。農民が革命を起こして貴族を倒したように、日本でも賢い人は革命を起こしてバカを倒したいところだが、そうするまでもなく、賢い人はバカを見捨てて日本から脱出すればもう搾取されないので革命は起こらない。
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