2023年8月14日月曜日

National 壁埋め込みスイッチWTS2052(c) はWT50529で代替

壁埋め込みスイッチが鈍くなった。ハンドル(押す部品)を押しても反応しないことがある。ハンドルを外して、スイッチを直接押すと問題なく動作する。ハンドルが摩耗したかなと思って、まずハンドルを新品に交換してみた。ハンドルの型番はWT3032Wだ。定価で300円しない。

新品のハンドルを付けても直らない。これはスイッチそのものが劣化したようだ。スイッチの型番はWTS2052だが2003年に製造が中止されている。WTS2052は3種類あって、片切がB、3路がC、4路がEでそれぞれ後継機が違う。我が家の場合は3路のCなので後継機はWT50529だ。定価で700円しない。

交換するための工具はプラスとマイナスのねじ回しだけでよい。電線は差し込むだけだ。注意すべきはめねじを切ってある取り付けパネルを壁に固定していない場合があることだ。その作りの場合、スイッチのフレームを固定してあるねじ2個を抜くと取り付けパネルが壁の内部に落ちる。落ちてしまうと拾い上げる方法はない。取り付けパネルを買い直さないといけない。それを防ぐため、ねじを完全に抜く前に取り付けパネルを糸や輪ゴムで縛って落ちないようにする必要がある。そこさえ注意すれば作業は簡単だ。

作業は電気工事士の資格が必要だ。電気工事士の資格は簡単に取れる。真空管アンプを自作するような人なら、実技試験を含めて赤子の手をひねるようなものだ。

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