無駄な描写がなくて読みやすいが、交渉場面での心理描写はなかなか深く、ホーガンが単なる物理オタクでないことが分かる。無駄な描写がないおかげで、長編ではあるが1日で読めた。
私は小説の無駄な描写、特に風景の描写に嫌悪感を抱く方で、余計なことは書かずにストーリーを書けと思う。山の見方、海の見方、空の見方、星の見方なんて説明されなくても分かる。作者の趣味など知ったことではないと思う。ヘミングウェイの老人と海の風景描写は許せたが、それは私がヨットマンだからかもしれないし、老人と海は新聞小説だから、だらだらした描写がなく短かかったからかもしれない。あれ以上長い風景描写はごめんだ。もっとも風景描写が出てくる小説でも長いのは全て飛ばして読んでいるから、あまり実害はない。
今流行りのライトノベルは無駄な風景描写がないのがいい。問題はストーリーが全部同じという点だけだ。ライトノベルを100冊くらい読んだときに、ストーリーが全部同じことに気付いた。それ以降はライトノベルを読んでいない。ストーリーが全部同じだから、ライトノベルを書くニューラルネットワークは今の技術水準で簡単に作れる。
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