ヨーロッパは大丈夫だったかと言えば、全然そうではなく、瀉血(しゃけつ)療法が20世紀まで信じられていた。瀉血療法でかえって死人が増えているのにそれを失敗と認めない。これは20世紀後半に修正されたが、それ以外の医療の失敗は21世紀の今でも山のように続いている。ガンの治療なんていまだに失敗続きだ。医者はどちらかと言うと頭の良い人がなる職業なのだが、失敗を認めない傾向は中世のころから直っていない。
私が子供のころから言われていたことの内、実は間違っていたことがたくさんある。以下は全部嘘だった。
- うさぎ跳びはよいトレーニングになる
- 運動中に水を飲むとよくない
- 魚の小骨はカルシウム摂取によい
- 食塩をとると健康に悪い
- ひじきは体によい
- 暗いところで本を読むと目が悪くなる
などなど枚挙にいとまがない。そして今現在信じられていることも10年後には間違いだったと判明するかもしれない。間違っていたら直せばよいのだが、失敗を認めない人は直さない。それで自分が損するだけならよいのだが他人に迷惑をかけるのがよくない。老害なんてのもこの性質から来ている部分が多くある。
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