2021年2月24日水曜日

ビルゲイツが年をとって改心した

ビルゲイツを知ったのは38年前だが、ビルゲイツは単なる金の亡者だと思っていた。バグだらけのWindowsを本気で直す気がなく、何も知らないたくさんの人の貴重な時間とコンピュータの使用電力を無駄使いさせている、どちらかというと人類の敵だと思っていた。ところが直近の彼のインタビュー記事を読むと、地球温暖化防止に本気で取り組んでいることが分かった。特に感心したのは新型コロナのことは大して脅威とみておらず、本当に人類の脅威なのは地球温暖化だと看破しているところだ。やっぱり人間年をとると成長するもんだ。若いときにバカをやっても、年を取ってから善行をつめるようになれば、それはそれでいいのかもと思った。年をとってからも醜い老人は救いようがないが。

Appleの基礎たるApple IIを作ったのはウォズニアックとスティーブで、名誉はすべて彼ら二人のものだ。ところがマイクロソフトの基礎たるMS-DOSを作ったのは実はビルゲイツではない。そのあたりはMS-DOSで検索すると真実がネットに書いてある。なんだかずるいと思ったがMS-DOSとその上で動くWindows3.xでひどい目にあったことはないので、Windows95が出るまではビルゲイツのことをダメ人間とは思ってなかった。MS-DOS時代はMacOSの方がよくフリーズして、MS-DOSの方がずっとマシだった。1995年にWindows95が出てすぐに使い始めて、最初は面白かったんだがプログラミングするには不便なところばっかりで、あまり使わなくなった。自宅では1979年以来ずっと軽いOS上のマシン語でプログラミングしていたし、研究や仕事ではUNIXを使っていたのでWindowsを使わなくてもなんの不便もなかった。遅まきながら1996年に初めてlinuxのことを知り、UNIXと同じでしかもタダだったので自宅のプログラミングのベースもlinuxで動くC言語になってWindowsの呪いにかかることから免れていた。

1999年からSONY VAIOでTVを録画するようになってWindowsをよく使うようになった。2002年にはカノープスからMTV2000が出て、それもWindowsでないと動かなかったからWindows2000を使った。使ってみるとWindowsアップデートすると高頻度でシステムがクラッシュするし、デバイスドライバをインストールする順序が変わると動かなくなるしで、不便を感じるようになった。linuxは元がUNIXだからとても安定して動く。頻繁にフリーズして困っていたMacOSも2001年にMacOS Xになってからは見違えるようにフリーズしなくなった。MacOS XはUNIXベースだから安定するのは当たり前と言えば当たり前だ。Windowsは1万円以上するが、linuxはずっとタダ、MacOS Xは最初は14800円だったが、10.6で5600円と大幅に値下げされ、10.8からはタダになった。それに比べてWindowsはどんどん値上げされ、今のWindows10 Proは2万円を超える。しかしWindowsのバグは増え続け、アップデートするとたまにシステムクラッシュするのも直らなかった。ビルゲイツはかなり儲かっているのだから、バグを修正するのにお金と人手を使うべきだと思ったが、そんなことにはならず、今でもWindowsはバグだらけだ。なんかWindows使っているのがバカらしくなって極力linuxとMacOS Xで済ませるようにしたが、TV録画とFXと株式取引と年賀状印刷だけはWindowsでないときちんと動かず、しかたなくWindowsを使い続けた。不思議なのが、TV録画と株をやらない人はわざわざ高くてバグだらけのWindowsを使わず、タダのlinuxやMacOS Xを使えばお得なのに、ほとんどの人が金を払ってWindowsを使い続けていることだ。これは呪いにかかっているとしか思えなくて、呪いの元凶のビルゲイツは人類の敵だと思った。

今ではビルゲイツは地球温暖化防止に頭脳とお金を使うようになった。Windowsで不当に搾取されたお金もこれで無駄になることはなかろうと思うとまあいいかなと思う。しかし、やっぱりなるべくWindowsは使いたくない。トラブル対処で自分の貴重な時間が浪費されるのは避けたいからだ。幸い、2011年の完全地デジ化でTV録画をPCで行うことに利便性がなくなって止めた。今はFXと株式投資と年賀状印刷のときだけWindowsを使っている。Windowsアップデートもそれらのアプリが動かなくならない限りしない。そうすると、呪いにはかからず、それなりに平和に過ごせている。

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