先月不動産業界にバブルが来ていると書いたが、さらに進んだ。先月は窓のチラシの1/3が売約済みだったが、今では窓のチラシの4/5が売約済みだ。新しい物件のチラシが貼られても、2日後には売約済みに変わる。1軒の不動産屋さんで月に10物件は売れている感じだ。物件1件当たりの仲介料が平均で400万円くらいだから、1軒の不動産屋さんの売り上げは毎月4000万円だ。これなら社員が5人居ても大儲けだろう。
新型コロナ騒ぎで日本だけでなく世界中の国がしなくても良い金融緩和を行った。その大量の金は必要な人へは回らず、お金に困ってない人(年金受給者等)へ流れこんだ。金が余った連中は何かに使う。ところがコロナのせいで旅行には行けないし、銀座で食事をすることもできない。だぶついた金は株式に流れ込んだ。日本株は30年ぶりの高値だ。ダウも同じ。そして株式が上がり過ぎてうまみがなくなってきたので、金の流れは不動産へ向かっている。都心の不動産は先月からバブルが来ている。買える不動産が尽きたら金はどこへ向かうのだろう。おそらく商品だろうと思う。もうちょっとしたら貴金属や原油が上がるだろう。そして大抵のモノがバブルになった後にバブルが弾ける。弾けても私は何も困らないが。
バブルが弾けるのが分かっているのに何もしないのもなんなのでプットは買ってある。貧乏人から搾取するのはしたくないが、金の亡者から金を奪うのは気にならない。
0 件のコメント:
コメントを投稿