2020年6月6日土曜日

間違っているのはバフェット氏ではない、世界の方だ

アメリカン航空の株価が39%という急騰をした。先日、航空会社の株を売却してしまったバフェット氏のことをトランプが「バフェット氏のことは大変尊敬しているが、彼のような人でも時には間違いを犯すことがある。航空株は今日急騰しており、持ち続けるべきだった」と言った。
そんな訳あるかい。航空会社の業績が悪いのは自明のことだ。そしてしばらく好転はしない。普通なら株価が上がる訳がない。上がっているのはアメリカン航空の株価だけではない。赤字の会社のボロ株も上がっている。業績関係なしに株価が上がることを「ボロ株相場」という。今はまさにボロ株相場だ。各国の中央銀行が金融緩和をして金が余りまくって株式市場に流入しているからだ。そんな相場が正しいはずがない。
間違っているのはバフェット氏ではない、世界の方だ。

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