2020年6月3日水曜日

アナリストは総強気

アナリストの経済論評を読むと、全員強気に変わってきた。ちょっと前まで弱気発言をしていた人もいたが、今はもういない。「事実として株価が上がっているのだから、逆らわず付いていくしかない」ということだ。コロナ前の水準まで戻す全戻しは当たり前で、コロナ前の水準を超えると予想しているアナリストもいる。全て世界の中央銀行の金融緩和が起こしたことだ。
金融緩和の良し悪しは今のところ不明だ。MMT理論によると自国通貨で国債を発行できる日本とアメリカは全く問題ないらしいが、自国通貨ではないユーロ圏の国や途上国はどうなるのか。しばらく経ってみないと何が良くて何が悪いのかは分からない。世界にとって良くないことが起こる気はなんとなくだがしている。
それはともかく、バブル相場が進行中であることは確かだ。バブルは弾けるまでは乗らないと機会損失となる。とは言うものの、富裕層しか潤わないバブルにほいほい乗るのは気が進まない。そこで、バブルとは関係ないデイトレで資産を増やしている。これなら後ろめたさはない。何年後になるかは分からないが、バブルはいつか弾ける。そのときまでデイトレを続けよう。同じ考えかどうかは分からないが、バフェットさんも今は株を買っていない。バフェットさんはデイトレをしないので、資金をキャッシュのまま置いている。私と同じでバフェットさんもバブルが弾けないと株を買わないのではないか。年寄りなので考えることが同じなのかもしれない。

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