2020年4月15日水曜日

魔が差したトレード

ここ数年、日銀がETFを買っているのは知っていたからそれを何かの足しにしようと3月17日から毎日デイトレードをしている。日銀が買っているのは主にTOPIXのETFなのでTOPIX先物ミニだ。日銀がその日にいくら買ったかは日銀のサイトにアップされる。が、事後の発表なので事前には分からないのが難点だ。それでも昨日まで負けなしでトレードできていたのだが、今日は捕まった。買った後、当てにしていたトレンドラインをブレイクして下げたのだ。普通ならそこで損切りする。ところが今日は魔が差した。損切りしようとしたとき、TOPIXが前日比マイナスだったのだ。日銀が買い参入するときは、その日のTOPIX引け値が前日比プラスになるように調整しながら買う。「日銀が参入するならここで損切りしなくても、引けにはプラスになるだろう」と思って損切りしなかった。14時半ころから日銀が登場してTOPIXは上げ始めたのだが、TOPIXプラ転まであと一息のところで力尽きる。これが2回あった。機関投資家の売り仕掛けがうまく回転していて、日銀が買い上げたところを叩かれて相場は下がる。私の含み損は50万円を超えた。私のデイトレの損切りラインは-10万円なので通常の5倍の損失だ。しかし今切ったら底で投げることになるなあ、ルール違反だが持ち越すかと当日決済を諦めたら、15時に突然相場が上げた。これまで1時間かけて下がった相場を1分で戻してしまった。暴騰だ。私は損益ゼロ点に決済指値を入れていたので、損失ゼロで逃げられたが、もっと上に指値を入れておけば100万円は利益が得られたところだった。TOPIXは前日比+0.56で引けた。
しかし、日銀のサイトを見れば分かるように日銀は2日に1回しか参加しない。日銀が何もしてくれない日もある。日銀を当てにして損切りしないなんてトレードはいつか大けがをする。今日のトレードを反省して、決めたところで損切りするルールを今後は守ろう。
日銀が来るかもしれないと思うからルールを破ってしまったので、日銀は早く予定の12兆円を使い切って、相場をいじるのを止めてほしいよ。まだ9兆円残っているけど。私でなくても魔が差す人がいっぱい居そうだ。

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