今回仕掛けたレシオ・プット・スプレッドでは日経平均が15500を割るとデルタ=2の割合で損失になる。15500プット2枚を単純に売ったときと同じだ。そちらの方が良いのかと考えてみたが、15500を割るような事態になったときのリカバリーがレシオ・プット・スプレッドの方が簡単なことが分かった。プットを単純に売るよりはレシオ・プット・スプレッドを仕掛けた方がよい。
プット売りの場合15500を割れそうになったら、15500逆指値で先物を売ることでリカバリーする。しかし、日経平均が反転上昇して15500を超えたら損になる。プットの価格が200くらいなので15700を超えたら損だ。
レシオ・プット・スプレッドの場合は15500を割れそうになったら、15500逆指値で先物を売る。これで日経平均が反転上昇した場合16500までは損にならない。16500を超えたら損だ。
同じレシオ・プット・スプレッドの場合は、16000逆指値で早めに先物を売るというリカバリーもある。これで日経平均が反転上昇した場合16800までは損にならない。16800を超えたら損だ。
レシオ・プット・スプレッドの方が損にならない範囲が広いので、リカバリー時の玉操作に余裕が持てる。
しかし、なんと言っても売りプットがインザマネーにならないのがいちばんよい。
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