日銀のETF買い入れは愚かだが、景気を悪くした原因ではない。景気を悪くしたのは度重なる消費税の増税で、それを指揮したのは財務省だ。財務省こそ諸悪の根源だ。しかし、今回のコロナ騒ぎでも消費税の減税は行われず、対応は日銀に丸投げ。もう日銀には金利引き下げとETF買い入れしか手は残っていない。今回は仕方なく後者を選択しただけだ。黒田さんも無駄なこととはわかっているだろう。気の毒ではある。早く辞めた方がいい。まあ、私なら退職金は返上するね。それくらいはしないとけじめはつかない。
それはともかく、今回の株価下落は最大でもリーマンショックレベルまでだろうと思う。あのとき、日経平均は7000円、ダウは6500ドルまで下げた。冷静に考えるとコロナは一部の業種にしか影響しないので、ダウなんて20000ドルで反転上昇しても不思議ではない。しかし欧米人はバカなのでコロナに必要以上にビビッて株を投げ売りするかもしれない。そうすると20000ドルを割っても下げ続けるだろうが、さすがに6500ドルまで下げたら(たぶんもっと早く)冷静になるはずだ。米国の経済は特に下り坂ではないのだから。
日本経済は消費税増税のために下り坂なので、10年20年のスパンで見れば日経平均は7000円を割れてもさらに下げ続けるだろう。しかし、今回のコロナ騒ぎに限れば心理的節目の7000円で下げ止まると思う。7000円まで下げるのはオリンピック中止が正式に発表される5月ではないかな。7000円まで下げたところで買えば短期的には儲かるはずだ。私は日本株に興味を失ったのでもう買わないが。
株価が下がると損をする連中(誰とは言わないが)が政治に圧力をかけ始めると、もっと早く株価は反転上昇するかもしれない。その可能性も含めると4月限の7000円プットを売れるだけ売れば丸儲けだろう。残念ながら今は8000円プットまでしかないが。
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