2020年1月17日金曜日

地球温暖化の進度

2007年に発表されたIPCC第4次評価報告書に以下のように記されていた。
「今後20年間の気温の上昇ペースは10年当たり約0.2℃と予想する。全ての温室効果ガスとエアロゾルが2000年当時の水準に保たれれば10年あたり約0.1℃上昇すると推定する。」
この数値を覚えていたんだが、最近は10年当たり0.2℃より大きく温暖化しているように肌で感じる。そこで気象庁の最新データを調べた。以下のグラフだ。
100年分をならせば(赤線)、10年で0.2℃上昇というのは合っている。しかし、2010年以降だけを見ると急激に上昇している。それで上記のように感じたという訳だ。この急激な上昇が続くのか否かが問題だ。グラフをながめると、もう赤線には戻ってこないような波形に見えるのが心配だ。いや、そもそも赤線に沿って上昇したとしてもまずいんだが。

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