2019年6月27日木曜日

Torネットワークはリア充でないとつかいこなせない

Torネットワーク内のサイトの存在を他人に伝えるとき、サーフェスネットワークにURLを貼ってしまったら、せっかくのセキュリティが損なわれる。それが中国政府への抵抗計画を練るためのサイトだったら、計画が中国政府にばれて、それまでの努力がすべて水の泡になる。したがって、サイトの存在を他人に伝えるときは紙にURLを書いて渡し、URLをTorブラウザのブックマークに保存したら、紙を破棄するように運用しないといけない。または、PGPを使ってメールでURLを送るかだ。PGPメールを使うときは、事前に公開鍵を渡さないといけないから、そのためには実際に会うのがいちばん信頼できる渡し方だ。紙を渡すにせよ、公開鍵の入ったUSBメモリを渡すにせよ、実際に会う必要がある。そして会う相手を信用できないといけない。つまりTorネットワークを活用するためには、信用できる相手と実際に会うことができないといけない。リア充じゃないとTorネットワークは使いこなせないってことだ。これは愉快だ。

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