2018年10月18日木曜日

オーディオテクニカTH-380AVをバランス化する

オーディオテクニカの安物ヘッドホン(1000円台)が手元にある。ケーブルを見てみると、3極プラグのところまで4線で来ている。これはバランス改造してくれと言っているようなものだ。AliExpressで4極のプラグを買った。50円くらい。HiFiMAN準拠にする場合は、プラグの先からL+/R+/L-/R-だ。はんだ付けは終わったが、50円の安物プラグは内部に絶縁用のプラカバーが付属してない。なんかのはずみで短絡するのは嫌なので、グルーガンで固めておいた。出来上がったバランス改造ヘッドホンをBispaのBSP-PHPA-05SPAに刺して聴いてみた。バランスじゃなかったころとの差が分からない。ハイレゾのときもそうだったが、よくなったはずの差が分からない。安い耳だなあ。高周波を聞きとるのは自信があるのだが、それと音楽を聴くのは違うらしい。

バランス,バランスと言っているけど,結構間違った使い方を私もしている.本当のバランスは+出力と−出力で出して,差動で受けるものだ.コモンモードノイズに強くなり,出力も倍になるので,長距離伝送にも対応できる.
ヘッドホンでバランスと言った場合,本当にバランス出力のときもある(SONYの20万円のヘッドホンアンプ等)が,単にLRグランド分離の場合もある.グランド分離はコモンモードノイズに弱いし,出力も増えない.単にクロストークが良くなるだけだ.

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