2018年5月7日月曜日

Pentium 3にはPAEが付いていて助かった

今回、軽量(でもないのが多かったが)Linuxを入れていて助かったのがPentium 3にはPAE(物理アドレス36bit拡張)がもれなく付いていたこと。近頃のディストリビューションはPAEを当てにしているものが多いので助かった。PAEはPentium Proで採用された。アドレスバスを36bitにしてメモリを64GBまで積めるようにした。Pentium Proでメモリを64GBまで積めるマザーボードなどはなく、Pentium 3を含めてメモリ4GB超えでPAEが役立ったなんて話は聞いたことがない。なのにPAEが使われるのは、PAEのおまけでついてくるNXビット機能だ。NXビットはメモリ上の変なコードを実行するのを防いでくれる。PAE必須と言っているのは、別にメモリを64GB積みたい訳じゃなく、NXビットが必要なのだ。

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