2025年6月18日水曜日

めずらしくネット通販ではなく実店舗で冷蔵庫を買う

冷蔵庫が壊れたので新しいのを物色していた。いつものように価格ドットコムの最安値店で買うつもりだったが、今回は近所の電気店で買った。家電を実店舗で買うのは20年ぶりだ。ネットでは東京ゼロエミポイントの手続きが煩雑だったからだ。

東京ゼロエミポイントの手続きは申込書と身分証明書と買い替え予定の古い家電の写真を購入者側で用意する必要がある。ネット通販ではこれらを添付ファイルで送る。それを店側で確認してから購入手続きをして、さらに搬入日の選択のやり取りをする。やり取りが3往復になってしまい、ポチっと購入という訳にはいかない。実店舗なら身分証明書と古い家電の写真さえ持って行けば、その場で全ての手続きが完了する。店に入ってから手続きを終えて店を出るまで30分で済んだ。あとは約束した日の搬入を待つだけだ。これは楽だった。

ほとんどの家電はネット通販の方が安いが、今回の冷蔵庫は発売されてすぐなので値引きしておらず、電気店でもネット通販の最安店でも同じ価格だった。高いはずのパナソニックの公式オンラインストアでも同じ価格だったのはびっくりした。つまりどの店もほぼ定価で売っているのだ。こういう状況なら簡単に買える店、修理するときに頼れる店を選ぶ方がよい。

2025年6月16日月曜日

自由億(10億円)作るには

今日初めて自由億(10億円のこと)なる言葉を知った。調べると2017年にはすでにネットで使われていた。金融資産1億円を作った人のことを億り人と呼び、10億円作ったことを自由億達成と言う。

1億円を目標にするのは自然なことだと思うが、昨今のインフレ下では1億円あってもお金の心配がなくなるとは言えない。日本の富裕層の閾値が1億円なのは改訂が必要だろう。外国では富裕層の閾値は500万ドルから1000万ドル=7億円から15億円に設定されている。お金の心配がなくなり、お金から自由になるためには日本でも今後は10億円は必要だと思う。10億円を自由億と呼ぶのは言い得て妙だと感心した。

10億円を作る方法はたくさんの人が同じことを述べている。リスクを取らないといけないという点でみんなの意見は一致している。1億円を作るのはコツコツ貯金するだけでもできる。あまりリスクを取る必要はない。10億円を作るにはリスクを取ることが必要だ。事業を起こしたり、グロース銘柄を選んで買ったりすることがリスクを取ることに当たる。リスクを取らないと元手を2倍10倍にすることはできない。これは投資やビジネスの世界だけのルールではなく、社会全般のルールであり、生き物の一生に共通するルールでもある。宇宙でも普遍のルールだろう。数学的にもきれいに記述できて説明がつくし。

2025年6月15日日曜日

ガラス素材の冷蔵庫扉はマグネットがくっつかない

15年目のパナソニックの冷蔵庫の冷凍室が冷えなくなった。メーカーのエンジニアに見てもらうよう手配したが、おそらく修理はできずに買い替えとなるだろう。そこで、買い替え候補の機種を調べている。メーカーのスペック表だけでなく、購入者のレビューも参考になる。レビューの中で面白かったのが「ドアにマグネットがくっつかない」という報告だ。高めの機種は高級感を出すためにドアの表面素材をガラスにすることがある。するとマグネットはくっつかない。これは貴重な意見だ。ドア表面がスチール製のものを探すとしよう。

東京では東京ゼロエミポイントなるキャンペーンをやっていて、省エネのモデルを購入したり買い替えたりすると値引きをしてくれる。冷蔵庫の場合は最大80000円の値引きがある。最大の80000円の値引きを受けるための条件は以下のみっつともを満たすことだ。幸い、うちの場合は条件を満たせるのでこのキャンペーンを利用することにした。キャンペーンが利用できる販売店は限られているので、販売店探しの方が難しかった。
  1. 省エネ基準達成率が105%以上
  2. 定格内容積が501リットル以上
  3. 15年以上使用した冷蔵庫からの買い替えであること

2025年6月14日土曜日

経済アナリストが予想を当てたようにみせかけるテクニックを披露

経済アナリストはバカではないので、自分の予想が当たらないことを承知している。しかし、それを正直に言ってしまうと彼の意見を聞いてくれる人がいなくなってしまい、失業する。経済アナリストの言を聞く人は、彼が未来を予想してくれることを期待しているのだ。

そこで予想が当たったようにみせかけるテクニックを先輩から学ぶ。基本は「上下を言うときは時期を言わないこと」「時期を言うときは上下を言わないこと」だ。この言い方だといつかは予想は当たる。

経済アナリストの本音は「上下とその時期がわかるんなら、それを利用して大儲けして優雅にくらしているよ。しがないサラリーマンなんかやってる訳ないでしょ」だ。

同じ予想テクニックを占い師やカルト宗教の教祖さまも使っている。

---以下は別の話題---

私の予想は他人に当たったと認めてもらう必要がない自分の実利のためだから、上下も時期も予想する。33年前に予想した「日本は没落して2050年に北斗の拳の社会になる」は、上下は当たっているが時期が外れた。2050年ではなく2035年には世紀末状態(ディストピア状態)になっていそうだ。時期が15年早まると今判断した理由を以下に述べよう。

1917年のロシア共産革命、1933年のナチス党の政権掌握、1949年の中国共産革命、2024年トランプ大統領2回めの当選などの政変に共通する点がみっつある。
  1. 支持者が困窮しているときにわかりやすいシンプルなスローガンを示した
  2. 国がディストピア化するきっかけとなった
  3. これらの政変は本格的に始めてから結果を出すまで10年以内で済んでいる
1.はこれまでも複数の研究者が指摘している。2.は当たり前の事実だ。私が今回気づいたのは3.だ。社会ががらっと変わるために要する時間は意外と短いのだ。

日本の歴史を眺めて似たような事例を探すと、2005年の小泉郵政改革とか2009年の民主党政権成立を思いつく。上記の1.のように国民をうまく煽っていた。日本の歴史上最大の煽りは昭和に朝日新聞などが行った国民を戦争に駆り立てたメディア操作だ。それは見事に成功して対米開戦を引き起こした。太平洋戦争を引き起こしたのは軍部ではない。国民の強い要求を聞き入れなくてはならない政府が起こしたとみるのが正確だ。国民の開戦要求を聞き入れないと政治家は選挙で当選できなかったからだ。

2025年からの日本のムーブメントは社会保障改革が始まることだ。このムーブメントの方向性は正しいのだが、途中経過が過激になりそうだ。そのために社会が荒れてディストピア状態に近づくだろう。

2025年からトランプが主導している米国のムーブメントは1976年のポル・ポトの共産政権と似て知識人を攻撃しているのが興味深い。ポル・ポトは教師などの知識人を迫害した。ポル・ポトは毛沢東の文化大革命を真似たのだ。米国での知識人攻撃も過激な動きになって米国内で内乱・内戦が起きそうだ。

上述した3.の「政変は10年以内に結実する」性質から、2025年の今年から始まった日本のムーブメントは2035年には結果が出る。そのとき日本は世紀末化すると私は予想時期を2050年から2035年に変更したのだった。私が世紀末と言っているのは高齢者をどんどん殺す世の中になると言っているのではない。全くの逆だ。高齢者のために若者や子供が奴隷になる世の中をさしている。北斗の拳の中で「ひゃっほー」と叫びながら女子供を虐殺していたならず者になるのは高齢者であると予想しているのだ。2035年には高齢者の地位が不動のものになり、若者や心ある人々が絶望すると予想している。

米国も没落していくであろうことも付け加えておく。ただし米国経済を牽引しいるMagnificent Sevenは世界企業なので没落するとは考えにくく、彼らはずっと存続していくだろう。

2025年6月13日金曜日

ひとりぼっちのリンに出てくる実用車を探すもブリヂストンのステップクルーズST60T2になる

32年前に買ったブリヂストンの実用車が壊れかかってきた。前後のスプロケットが摩耗して、チェーンも伸びてきた。交換することはできるが、部品代だけで1万円以上かかりそうだ。その上、全体にガタが来ていて全力で漕ぐのにはもはや耐えられそうもない。そこで新しい自転車を買うことにした。欲しいスペックは
  1. 26インチか27インチホイール
  2. シングルギア
  3. チェーンはフルカバード
  4. 荷台付き
  5. センタースタンド
  6. 車重は20kg〜30kg
  7. ブレーキはワイヤー伝達ではなく、機械リンク式

ようするに「ひとりぼっちのリン」に出てくるような実用車だ。私は50年前にリンの乗っていたのと同じ実用車と、片倉の競技用ロードレーサーのシルク号に乗っていた。リンを真似て、こういう実用車でスポーツ車に乗っているあんちゃんをぶち抜くのが楽しみだった。時速40kmを出せた。もちろん片倉のロードレーサーに乗れば時速60km以上で走れたが、それで抜いては当たり前すぎてつまらない。

探すのに苦労したが、ブリヂストンのステップクルーズST60T2(以下の写真)がこのスペックを満たしていた(7番めのブレーキは除く)ので購入した。三角フレームでないのが強度的に心配だが、ボトムブラケット部の少し上に短い水平ビームがあるのでおそらく大丈夫だろう。ブレーキはワイヤー伝達で機械リンク式ではない。ブレーキ以外の最大の違いはリムだ。50年前の実用車のリムは幅が広くて分厚くて段があって重かった。オートバイのホイールそっくりだった。車重は30kgを超えていた。それに比べたらステップクルーズのホイールはすごく軽い。ギア比を変えたら、この自転車で時速50kmで走るのはそれほど難しくはないだろう。


2025年6月12日木曜日

ラインメタル社に比べるとクルップ社は落ち目だった

先日買ったラインメタル社の株は大きく上がったので利食いした。そのとき言及したクルップ社について調べてみた。ThyssenKrupp AGという社名になっていた。ティッセン社とクルップ社が1999年に合併してできた会社だ。2024年は赤字で株価は低迷している。鉄鋼生産中心の会社で兵器生産はしていないのが低迷の理由だ。とは言え、ロシアがウクライナに攻め込まなかったら低迷していたのは兵器生産が主力のラインメタル社だっただろう。兵器から手を引き、鉄鋼に集中したThyssenKrupp AGの決断の方が合理的ではあった。

2025年6月9日月曜日

バブル期の都内月極駐車料金の思い出

1993年に都内に引っ越してきて、車を止めようと月極駐車場を探した。露天の砂利敷きが月額4万2千円。屋根付き舗装が月額5万6千円だった。当時バブルは弾けはじめていたが、駐車料金はそれほど下がっていなかった。車を3台とオートバイを4台所有していたので、駐車駐輪料金だけで月額20万円だった。これはたまらんと全て手放した。

今も同じところに住んでいるが、今は屋根付き舗装の月極駐車場は2万5千円まで下がった。当時の半額以下だ。土地価格は当時2億円の30坪の土地が、今は1億4千万円なので30%値下がりしている。駐車場の値下がり幅の方が大きいのは、車を所有する人が減ったからだ。私もあのとき手放して以来車は買っていない。