今日つかんだ書類の束はシティバンクの通帳だった。シティバンクは外国の銀行なので、手帳型の通帳はなく、取引報告書を毎月紙で送ってくれていた。その紙の束だ。1998年から1999年にかけての書類が100枚くらいあった。記載されている内容が面白い。このころのドル円相場はダイナミックに動いていたようで、2年間の報告書に記載されている最高値は120円くらいで、最安値は104円くらいだった。金利もダイナミックに変わっていて2年間での最高利率が6%で、最低利率が2.2%だった。利率の変動は米国のFF金利の変化の影響だけではなく、預け入れ期間が違う定期なのでこんなに違ったのかもしれない。通帳には利率と利息額しか書かれておらず、定期預金の預け入れ期間が何ヶ月かは記載されていなかったので、そのあたりの事情は定かではない。
27年前のことなのでおぼろげなのだが、シティバンクの外貨預金では全く儲からなかったと記憶している。利息はもらえたのだが、ドル円相場が不本意に上下したせいで為替差損の方が利息より大きくなった。シティバンクが日本を去るまでの総収支はマイナスだったと思う。何やってるんだかと思うが、その経験は無駄ではなかった。
私の生涯収支がプラ転したのは2020年頃(これもおぼろげな記憶)で、投資を始めてから32年間は収支がずっとマイナスだった。プラ転してからみるみる増えた。どんなに不得手なことでも30年も勉強すればそれなりの形になるものだ。安西先生も言っていた。「あきらめたらそこで試合終了ですよ」