2026年6月6日土曜日

スイスフランを長期保有するうまい方法

円が弱くなっているせいで、資産の保全のために外貨を保有したい。このときどのような金融商品で持つのが合理的か。外貨として一般的なのは米ドルだ。米ドルでは結論は出ている。国内FX業者の米ドル買いポジションか米国債として持つのが安全かつ利回りがよい。

米ドル保有の手段は3つある。
  1. 米ドル定期預金
  2. 米国債
  3. FX買いポジションレバレッジ1倍
このうち、1.の米ドル預金は預金保護の対象外なので預けている銀行が倒産すると元本が保証されない。2.の米国債は米国がデフォルトすると(非常に小さい確率だが)価値がなくなる。3.のFX買いポジションはFX会社が倒産しても国内のFX会社なら分別管理されているのでお金がなくなることはない。3者の利回りはほぼ同じだが、短期間では3 > 2 > 1 で、長期間では 2 > 3 > 1 である。スプレッドや為替手数料はFX会社がいちばんよいが、長期保有前提なので無視できるとする。したがって安全性、利回りの両方の面でFXの買いポジションか米国債として米ドルを持つのがよいことになる。

ユーロやポンドも同じ理由からFXの買いポジションとして持つのがよい。ヨーロッパと英国の国債は米国債ほど買いやすくはない。それではスイスフランはどうだろうか。安全性ではやはりFXの買いポジションとして持つのがいちばんよい。ところがスイスの金利は日本の金利より低いので、スイスフランは負のスワップとなる。利息がマイナスなのだ。1万スイスフランを持っていると毎日15円の利息を払わないといけない。1年で5000円なので大したことはなく、スイスフランの為替変動の方が影響は大きいのだが、長期保有目的なのに毎日利息を払うのは気分がよくない。

どうしたものかといろいろ調べて、スイスフラン定期預金なら金利の問題が解決することに気づいた。スイスフランの定期預金の金利はマイナスではなくプラスなのだ。銀行がどうやって利益を出しているのか謎ではある。定期預金の金利をマイナスにしてしまうと預ける人がいなくなると思っているのだろう。米ドル預金と同じようにスイスフラン預金も預金保護の対象外である。銀行が倒産するとお金は消えてしまう。倒産しにくいと思う銀行を選んで預けることになる。

2026年6月5日金曜日

ストールマンがThinkpad T510を使っていたという噂を聞いたが間違っていたようだ

昔のネット記事でストールマンがThinkpad T510を使っていると読んだことがある。本当にそうか調べたら、間違いの可能性が高いことがわかった。ストールマンはファームウェアの自由にこだわるので、BIOSはLibrebootかGNUbootを入れられるPCでないと使わない。Thinkpad T500/X200まではLibrebootを入れられたが、次の世代のThinkpadT510/X201ではうまく動かなくなった。Intel Management Engine(ME)がME5まではLibrebootがうまく動くが、ME6からはうまく動かないためである。ストールマンは2022年時点でも古いThinkpad X200を使っていたそうだ。

ストールマンは使っていなかったが、Thinkpad T510はよいマシンである。これのUS配列キーボード搭載機があったのでubuntuを入れて使ってみた。キーボードがよい。外付けのHHKBやMajestouchやM0116には及ばないが、Macbookのキーボードより遥かによい。CPUはCore i7だし、メモリは8GB積んでいるし、ストレージはSSDだしでサクサク動く。ubuntu 22.04LTSを入れたが、素直にいれただけでWiFiもbluetoothもオーディオもトラックポイントもタッチパッドもボリュームボタンも内蔵webカメラも何もかもうまく動いた。Fnキーを使った画面明るさ調整やキーボードライトスイッチもきちんと動く。オーディオはステレオジャックから外付けスピーカーにつなげたが音質がよい。BGM鑑賞には十分耐える。

2026年6月4日木曜日

デスクトップPCの方がラップトップPCより生産性がよい

やむをえない理由で地方に1ヶ月閉じ込められていたが、1週間だけ東京に帰ってこられることになった。macbook+HHKB Studioにて生産性はあがったと書いたが、自宅のmac mini + 外付けディスプレイ + majestouch 3 で仕事を再開すると、macbook+HHKB Studioより軽く3倍は生産性が高い。HHKB Studioはbluetooth接続なのでPS/2直結のmajestouchよりレスポンスが悪い、私の外付けディスプレイは縦横比4:3なので縦が長い分表示できる情報量が多い、自宅は光ファイバーネットワークなので通信速度はモバイル通信の30倍である、などが積み重なっての生産性が3倍だ。ストレスがうそのように消えていった。しかし、この環境で仕事ができるのはわずか1週間で、その後はまたモバイル環境に戻らないといけない。ターミナルでコードを書くことができたら多少はマシになるかもしれない。今はVS Code + remote-ssh + Claude extensionだが、これをterminal + tmux + ssh + Claude Code に変えたら低速のモバイル通信環境でもマシになるかもしれない。

2026年6月2日火曜日

トランプの希望は本人の愚かさゆえに実現する

専門家も同じ分析をしているが、トランプの望みは歴史に名を残すことだ。それゆえに建物に自分の名前をつけようとしたり、お札に自分の肖像画を刷ろうとしたり、ノーベル平和賞をもらおうとしたりした。ところが本人の無能さゆえに、望みはかなってしまった。歴史の教科書に載る愚かな独裁者という誰でもなれる訳ではない地位を獲得した。

おめでとう。隋の煬帝、スターリン、ヒトラー、毛沢東、ポルポト、チャウシェスク、アミン、ンゲマに並んで未来の教科書に名前が載るぞ。

いや、未来の教科書編集者は「教科書に載せる価値もないくだらない人間」と評価して載せないかもしれないなあ。気の毒に。見苦しいだけの人生だったね。

2026年6月1日月曜日

60年経って「ざまあ」

子供の頃からずっと不満だったことが2点ある。
  1. 私にこんなしょうもないことを強いるな
  2. しょうもないことしかしてない奴がでかい顔をするんじゃねえ
しょうもないことというのは、やる意味のない無駄なことと頭が悪い奴でもできることを指す。しょうもないことを嫌がる私は子供の頃は悪い子扱いだった。大人になってからもしょうもない仕事(ずいぶん後にこの仕事にブルシットジョブという名前がついた)しかしてない奴がでかい顔をしているのが気にいらなかった。そして生成AIが出てきた。私は今のレベルの生成AIには否定的で、「あんな頭の悪いAIをありがたがるんじゃねえ」と言い続けていた。ところがその頭の悪いAIがしょうもないことしかできない連中を軒並み不要にしている。こういう状況になるとは思い至らなかった(思い至れよ)。60年経ってやっと溜飲がさがった。「ざまあ」

2026年5月30日土曜日

小幡氏がまた暴論を書いているが当たっている気がする

小幡さんは経済学者であり大学教授である。しかし東洋経済オンラインに投稿している記事は自分のストレス発散のために書いているふしがある。記事の内容は時にためになるし面白いので、それで全く問題ない。

今回のAIバブル崩壊の記事は特に面白かった。AIで便利になるという人は山ほどいるが、AIで社会が破滅すると言っている人は、日本では小幡さんとエミンユルマズさん(エミンさんの意見は条件付き)が代表だ。外国ではもっと多くてAIの父たるヒントンさんを始め、たくさんの研究者が警鐘を鳴らしている。

私はAIなしではもはや働くことはできない。AIを使いながら思うことはふたつある。
  1. AIを使わない人は不利だ。使う人と使わない人で社会が二極化する。
  2. AIが普及する(=AIがホワイトカラーの仕事を全部やってしまう)と、たくさんのホワイトカラー労働者が不要になる。
小幡さんは今回取り上げた記事の最後の方で、AIが本当にインフラになったら人間社会は滅びると述べていた。インフラではなく道具どまりであったら、それを使って儲ける企業(人)が出るにとどまる。エミンさんは、もし2.の状態に完全に移行したら社会は崩壊するとラジオ日経の番組で述べていた。しかしAIはそこまでのものではないだろうとも述べていた。

社会が崩壊しそうになったら、私が以前述べたようにAIの使用を各国政府が禁止するかもしれない。しかし禁止が行き届かなければ人間社会は破滅する。これは遠い未来の話ではなく、10年後に破滅かそうでないかが決まるような近未来の話だ。私は以前から日本は北斗の拳に描かれた社会になると再三言い続けてきたが、それはもうじきのようだ。

2026年5月29日金曜日

Claude Opus 4.8 に変えたら複数回のやりとりで実現していたプロジェクトが1回のやりとりで済んだ

Claude Opus 4.8は昨日から使えたらしいが気づいたのは今日だ。いつものように「こんなことがしたいんだけど」と頼んだら、ひとりでどんどん進めてくれるじゃないか。Opus 4.7だともっと小さい塊で仕事を区切って、それに対して私が評価してから次に進むみたいな使い方だった。Opus 4.8は、「こんなこと」をやるための複数の方策を考える複数個のエージェントと、その複数の方策を評価するひとつのエージェントが自動生成されて、そのエージェントらが勝手に協力して仕事を進めてくれる。ただし、リソースの使い方も半端ない。Claude MAX(x5)プランだと5時間枠を5時間で使い切る。Opus 4.7のときは5時間枠を使い切るのは2ヶ月で1回しか発生しなかった。