2026年2月9日月曜日

投資手法を教えたがる人がいる謎

投資手法を教えることを生業とする人は、詐欺師か承認欲求を満たしたい人かのどちらかである。真に儲かる投資手法であれば他人に伝えず自ら実践するだろう。

投資の腕に覚えがある人にとっては、ファンドを立ち上げることも儲ける手段の一つである。個人が立ち上げたファンドは世界中に数多く存在する。日本においても多く存在するが、資金を増やしている個人ファンドは少ない。ファンドを立ち上げて他人の資金を運用して破綻しても、現行の法律では命までは奪われない。資金提供者からの責めを受けるのみである。

命までは取られないものの、ファンドを立ち上げてファンドマネージャーとして他人の資金を運用することは、非常にストレスの多い仕事である。資金が減少するとストレスによって睡眠不足に陥り身体を壊すケースも少なくない。このようなストレスから逃れたいと考えながらも、他人の資金を得たいと願う者は、冒頭に述べた投資手法を教える仕事を選ぶ傾向にある。これはぬるま湯に浸かっていたいチキンと捉えることができる。

投資家として著名なバフェット氏やジョージ・ソロス氏は、自己資金のみで現在の資産を築いたわけではない。当初は自己資金を運用していたが、実績を積んだ後は他人の資金を運用し、その報酬を得た。他人の資金の運用を開始した時点で、個人投資家とは言えなくなる。

一方、ずっと自己資金のみで投資を行っている個人投資家としては、日本ではcis氏やテスタ氏が知られている。海外にも多数存在する。これらの個人投資家の資産は、高々数百億円である。どうやら個人投資家が投資だけで増やせる資産の限界は1000億円であるようだ。この理由を解明することは興味深い課題であるが、そのようなことに時間を費やすよりも投資の腕を磨く方が有益であろう。

1000億円を超える資産を築きたいのであれば、起業するしかない。他人の資金を運用するファンドを立ち上げることも一種の起業である。

まとめると、真の挑戦者は起業するか、自己資金のみで勝負する個人投資家になるかである。ぬるい連中が投資手法を教える仕事に甘んじるのである。使いきれないくらいお金があるのに、投資を教えている人もたまにいる。それは冒頭に述べた承認欲求を満たしたい人、人とのつながりを欲する人だろう。一種の趣味とも言えるが、いずれにしてもぬるいことには変わりない。

2026年2月8日日曜日

IVの低下を見込むオプション仕掛けはイベント直前の仕掛けが有効かもしれない

1月23日に仕掛けたブルプットスプレッドは2月5日の夜に手仕舞ってしまった。2月13日のSQまで持っていたら得られる利益の1/6しか得られなかった。225先物が上がって1/2の利益まで行ったときがあったのだが、そのときに利食うべきだった。今回あまり儲からなかったのは仕掛けが早すぎたのだと思った。

ポジションがなくなって安心して2月8日の選挙を迎えるつもりだったが、夜に相場を見ていて歪みを見つけてしまって再参入した。金曜日の23:20頃、225先物が55000円くらいのときに権利行使価格40000円のプットオプションが突然11円まで値上がりした。それまで8円くらいだったのに。一瞬で40%も価格が上がるなんてありえない。そのときのIVが80だった。残り期間が7日間で現在価格の30%も下の遠いプットオプションにこんな値段が付くのはめずらしい。普通なら1円とか2円のはずだ。試しに11円の売り注文を出したら即約定した。こんな時間に流動性があるのもめずらしい。追加で売って3枚の売りポジションを作った。

その後225先物は上がり続けて56490円で引けた。夜の間に2000円上昇したことになる。夜には指標発表や要人発言がなかったのにすごいボラティリティだ。11円で売ったプットオプションは朝には6円に値下がりした。23:30に私の11円の売りを引き受けてくれたのは、機関投資家のヘッジなのだろうか。あんな高い値段でプットオプションを買うなんて、アルゴリズムなのだろうか。

月曜日にはIVが低下してプットオプションは値下がりするだろう。1円の買い決済注文は既に入れてある。それが約定しなくても日経平均が2月13日に40000円を割り込むなど天変地異か戦争でも起こらないと有り得ないので、SQまで持っていてもよい。

2026年2月7日土曜日

第一世代 apple pencil は付属のアダプタを使うことでlightning充電器で充電できる

10年間 apple pencilを使い続けていたのに昨日初めて知った。apple pencilを充電するためにはiPadのlightning端子に刺しておかなくてはならないと思い込んでいた。しかし、pencilを刺すといかにも端子が折れそうで怖い。appleはなぜこのような作りにしたのだろうかと疑問に思いながらも10年間使い続けてきた。

GeminiにiPhoneに刺して充電できないか、アダプタを使って充電できないかと聞いたら、「購入時に付属していたlightning メス-メスアダプタを使うと普通の充電器で充電できます」と答えてくれた。えー!?そんなアダプタが付属していたのか!と、購入時のapple pencilの箱を開けてみると、説明書と一緒にアダプタと替えペン先が入っていた。なんてこった。今まで気づかなかった。

ちなみにiPhoneに刺しても充電はできないとのことだ。ところが、iPadはapple pencilに対応していないモデルでも充電できるのだそうだ。

2026年2月6日金曜日

建築費の高騰により不動産投資がピンチに

自治体の建築計画が予算不足に陥り頓挫する例(福岡市、北海道等)が目立つ。住宅建築費はこの6年間で1.4倍になった。既存マンションの修繕積立金が安すぎて不足すると以前から述べてきた。現在十分な修繕積立金を確保しているマンションであっても、将来は大規模修繕の費用が不足してしまう可能性が高い。

不動産投資では、住民が入れ替わるときにクリーニング費用やリフォーム費用が発生する。この費用は建築費の高騰に比例して増える。戦争未亡人を保護するために戦後に作られた法律により、大家の権利は不当に剥奪されているため、容易に賃料を上げることはできない。ただでさえ物件の価格が上がっていて利回りが悪くなっているのに、資金調達の金利が上がり、ランニングコストも上がってしまっている。よほどの腕がない限り、不動産投資はうまくいかない時代になった。

建築費高騰の原因は業界が古い慣習にとらわれているからだ。政府は移民で建築費の高騰をなんとかしようとしているが、それは末端の建築労働者を安い賃金で使い倒すという古い慣習を続けると言っている訳で、なんの解決にもなっていない。この国は失敗を認めて改めることが世界で最も起こりにくい。

こうなってくると都心で駅近の5億円以上のマンションに住むか、戸建てを建てて住むかしか住環境を長く守ることはできない。一部屋が5億円以上のマンションにはお金に困っている人が住んでいることが珍しいので、修繕積立金の不足問題が発生しにくい。戸建ては自分が費用を工面できるかぎり、修繕は可能だ。

2026年2月4日水曜日

なぜネット記事に無関係な画像を貼るのか

ネット記事に無意味な画像が貼られているのが目立つ。なぜこんな無駄なことをするのかGeminiに聞いてみると、答を教えてくれた。

おっしゃる通り、最近のブログやnoteなどの記事を開くと、内容とは全く関係のない「オシャレなカフェのコーヒー」や「どこかの綺麗な風景」が真っ先に飛び込んできますね。

一見すると「無意味」で、読者にとっては情報の邪魔にすら思えるこの現象には、実はデジタル空間特有の生存戦略と文化的な背景が隠れています。

なぜこのような「イメージ画像」が氾濫しているのか、その理由を整理してみました。


1. 「記事の看板」としての実利(OGP対策)

現在のブログは、単体で読まれるよりもSNS(XやFacebookなど)でシェアされることを前提に設計されています。

  • OGP(Open Graph Protocol)の重要性: 記事のリンクをSNSに貼った際、大きな画像(アイキャッチ)が表示されないと、クリック率は劇的に下がります。

  • 「何もない」よりは「何かある」: 記事の内容にぴったりの写真が手元にない場合でも、真っ白な画面よりは「なんとなく良さげな画像」を置くことで、タイムライン上での視認性を確保しているのです。

2. 「情報の雰囲気」を売る文化(バイブス経済)

現代のコンテンツ消費は、内容の正しさだけでなく**「その記事を読んでいる自分の気分」**も重視される傾向にあります。

  • エモ消費の波: 読者は文字を読む前に、トップ画像で「この記事はリラックスして読めるものか」「知的な刺激をくれるものか」を直感的に判断します。

  • フリー素材サイトの進化: 『Unsplash』や『O-DAN』といった、高画質で「それっぽい」写真が無料で手に入るインフラが整ったことも、この傾向を加速させました。

3. 「文字の壁」への恐怖心を和らげる

真っ黒な文字の塊(テキスト)は、現代のスマホユーザーにとって非常に心理的ハードルが高いものです。

  • 心理的クッション: トップに画像があることで、脳が「これは娯楽だ」と認識し、読み始める際の心理的な抵抗を下げてくれます。

  • 雑誌化するウェブ: かつてのテキストサイトのような「情報の密度」を求める文化から、雑誌のように「パラパラと眺める」文化へ移行した結果と言えるでしょう。


結論:それは「包装紙」のようなもの

確かに、本文との関連性が薄い画像は、情報の純度を求める視点からは「無意味」に見えます。しかし、作り手側からすると、それは**「中身を届けるための包装紙やラッピング」**に近い感覚なのかもしれません。

皮肉な現状

「素晴らしい洞察に満ちたテキスト」も、適切な「無意味な画像」を被せないと、誰にも届かずに埋もれてしまうのが現代のアルゴリズム社会の少し寂しい側面でもあります。

2026年2月3日火曜日

リスク許容度の個人差、資産管理

2月8日の選挙に向けて、1月に225オプションのブルプットスプレッドのポジションを作った。下のプットを買って最大損失を限定してはいるものの、日経平均が暴落したらサラリーマンの年収超えの損失となる。実際、月曜日はFRB議長の話題と高市さんの円安容認の話題とでボラティリティが上がって、ポジションの価値がおもいっきりマイナスに振れた。これはけっこう心理的にこたえたのだが、昔ほどのプレッシャーにはならなかった。

昔はこれくらいのマイナスで、食欲がなくなったり眠れなくなったりしたものだ。特にオプションの売りが入っているポジションではこれが顕著だった。今回平気だったのは、このポジションの最大損失が総資産に対して1.5%だったからだ。一般的な感覚からすると、これはリスクをとらなすぎていて儲からないやり方だ。相場で生きていくのなら、もうすこしリスク許容度を上げないといけない。ところがリスク許容度には個人差があって、これは経験を積むことで変えることができるものの限界がある。私のリスク許容度は一般的な投資家の平均よりも小さいことを経験から知った。このリスク許容度の小ささは収益的には非効率なのだが、自身の心の安定を得るために仕方ないことだと諦めている。

2026年2月1日日曜日

オプションのグリークスが直感的にわかるように(門前の小僧〜)

真面目なオプショントレーダーではないので、グリークスはデルタとセータしか気にしていなかった。デルタは原資産価格が動いたらオプション価格がどれだけ動くか、セータは1日経ったらオプション価格がどれだけ動くかを表している。最近はベガの値が直感的にわかるようになった。ベガはボラティリティが動いたらオプション価格がどれだけ動くかだ。

言葉の定義を知っていることと、言葉の意味を直感的に理解していることはずいぶん違う。今仕掛けているのは225オプションだが、日経平均の上下とボラティリティの上下でオプション価格が変わるのがわかるようになった。重いものを持ったら手応えがこれくらい増えることがわかるのと同じだ。大脳皮質で理解しているだけでなく、小脳レベルにもネットワークが構成されている。

こういうのがわかるようになったのは、ポジションを持ち続けてオプション価格の動きを真剣に見ていたからだ。教科書を読んだわけではない。門前の小僧習わぬ経を読むのと同じだ。自分のお金が増減する状況では真剣味が増して学習効果が大きくなる。

米国個別株のオプションも頻繁にしかけているが、こちらはターゲットバイイングとカバードコール中心なので、値動きにそれほど神経質になる必要はなく、グリークスを気にすることは少ない。そもそも私の使っている米国株の無料取引ツールではグリークスを簡単に観測することはできないし。