私はlinuxを30年間使っていて、サポートが必要だったことは一度もない。私の周りにはlinuxユーザーが1000人単位でいるが、彼らがサポートを利用しているのをみたこともない。サポートなんていらないのじゃないかと思っていたのだが、反例をひとつだけ知っている。
30年間で一度だけサポートが必要だった事例を目撃した。我が社の事業所で工業用PCにいれたlinuxがときどき変な動作をする。つなげているハードウェアのせいなのか、自分らで作ったソフトウェアのせいなのか、はたまたlinuxのせいなのか、切り分けることすらできなかった。そこで契約していたlinuxのサポートに問題解決を頼んだ。そしたらなんとintelのCPUの既知のバグにひっかかっていたのが原因だったと判明した。バグを回避するパッチを入れて問題は解決した。このときばかりは高いサポート料をとっていたことに納得した。どちらかというとintelのせいであり、そのバグをひっかけるソフトウェアを作ったユーザーのせいなのだが、サポートスタッフはシステム全体を把握して問題を解決してしまったのだ。サポートスタッフの大活躍は日本のベンダーだからだったような気がしている。米国のベンダーだったら「我々の守備範囲外です」で終わっていたのではないか。
商用でlinuxを使うのにサポートが必要なのは仕方ないと思わせる事例だった。
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