2026年7月25日土曜日

DELL Inspiron N5110 のボタン電池 CR2032 を交換する

DELL Inspiron N5110 をもらった。CPUはsandybridgeで、メモリは8GB積んである。サクサク動く。問題はBIOSの設定内容を保持するボタン電池が消耗していることだ。普通のPCなら起動すればNTPで時計を合わせるので、ボタン電池がなくなっても問題はそれほどない。ところが、このPCはボタン電池がなくなっていると、5連続短音beep音が延々と鳴り続けるのだ。止める方法や音量を小さくする方法はない。PCが起動して普通に作業をしているときも鳴り続ける。これはもうボタン電池を取り替えるしかないと観念して交換作業をした。ノートPCの割に、デスクトップPC並みに組み立てしやすく、プラスドライバー1本とマイナスドライバー1本だけで全ての作業がテクニックも要らずに完了した。

分解手順はこのサイトを参考にした。サイトの写真の通りに作業すると不器用な人でもPCの筐体を壊すことなく作業できる。ボタン電池は特殊なものではなく、普通のCR2032なので100円ショップでも電器店でもスーパーでも入手できる。ボタン電池を新品にすると、beep音は鳴らなくなった。

もらったときはwindows7が入っていた。ubuntu 24.04LTSに入れ替えた。タッチパッド、オーディオ、無線LAN、bluetoothのどれもカーネル内蔵のドライバーで動いた。ところが、無線LANの送信側が熱で壊れているらしく、ハンドシェイクの影響で受信も遅くなってしまっていた。本来なら100Mbps以上で通信できるはずが、0.1Mbpsしか出ない。アンテナが外れているのかと思って、ボタン電池を取り替えた時に点検したが、アンテナは正常だった。無線LANモジュールがおそらく熱で劣化したのだ。同じ理由でbluetoothモジュールも劣化していて認識はするものの通信はできなかった。

どちらのモジュールも簡単に交換できるので、中古モジュールを探してきて交換することもできたが、USBドングルで復活させた。無線LANドングルは600円と安かったのでRTL8811AUチップ搭載のものを買った。これは素のカーネルにはドライバーは入っておらず、DKMS(Dynamic Kernel Module Support)にてインストールする必要があった。0.1Mbpsでソースとビルドツールをダウンロードするのは数日かかると思って躊躇していたが、新しいカーネルだとドライバーが含まれていると分かった。そこで、ubuntu 26.04LTSに入れ替えた。インストールメディアを持っていたので通信なしに入れられた。26.04LTSならドングルを刺すだけで認識した。通信速度は100Mbps以上出るようになった。

bluetoothドングルは450円のCambridge Silicon Radio CSR8510を買った。これは24.04LTSでも26.04LTSでも刺すだけで認識した。元のbluetoothのバージョンは2.0で、古いマウスとシンプルなイヤホンしか接続できなかったはずだが、このドングルは4.0なので最新のbluetooth周辺機器が接続できた。

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