2024年2月29日木曜日

久しぶりにwindows updateの厄災にひっかかる

プライベートではwindowsはクリティカルな作業には使わないようにしている。必ず不具合を起こすからだ。その心がけゆえに大きな迷惑を被ることからは免れている。ところが会社ではwindowsが業務PCとしては必須だ。windowsでないと動かないシステムを採用している。そんな会社だが、1980年代後半に全社的にmacを業務PCとして使うようにしたことがあった。それ以前は高価なワークステーションを事務に使っていたのを、安価なパーソナルコンピューターに変えようという施策だった。当時のパーソナルコンピューターと言えばMS-DOSが動くPC-9801と8bitCPUが載っているいわゆるマイコンたちとmacintoshだった。その中で唯一windowシステムが動くmacintoshを採用したのだ。当時のmacのOSである漢字talkは頻繁に落ちるので私を含め社員はみんな迷惑した。そのときmacの評判が地に落ちた。それ以降はMS-DOS上で動くアプリを開発してMS-DOS搭載機が業務PCの座に定着した。そして二度とmacに戻ることはなかった。まるで自民党(microsoft)と民主党(apple)のようだ。ちなみに私は当時からappleのファンだったのでプライベートではmacintoshを使っていたが、これを業務に使うのはとんでもないと思っていた。macのOSが安定したのはUNIXベースになったmac OS Xからなので、業務にmacを使うのは20年早すぎた。

今日windows updateがバックグラウンドで実行されて再起動を促されたのでランチで離席する前に再起動した。ランチを終えて帰ってくると「処理を行っています。しばらくお待ちください。」とブルースクリーン上に表示されている。そしてそれは夕方になっても終わらない。これでは全然事務ができないんだけど。24時間通電のACアウトレットに業務PCの電源を差し込むことは許可されていないので夜間にwindows updateをすることはできない。退社時に電源が切れるACアウトレットから給電しているので退社時までに終わらなかったら電源は強制断だ。その結果、明日はwindowsが起動しないかもしれない。憂鬱だ。

私は大した処理をしないwindows PCにコストをかけるのが嫌なので10年落ちのHDD搭載PCを使っている。windows updateが遅いのはHDDのせいだと思っていたが、第12世代core i7搭載PCを使っている同僚でも同じ目に合っている人がいる。当然SSD搭載機種だ。windows updateが遅いのはハードウェアのせいではなくwindows自体が腐っているのが理由のようだ。

うちの会社の技術者のメインOSはlinuxだ。windowsマシンでプログラムを書いている人はいない。そうは言っても1台は業務PCとしてwindowsマシンを持たないといけない。windowsマシンとlinuxマシンの2つのマシンのお守りが嫌な人はwindowsのWSLで暮らしている。いずれにしても全員がlinuxで仕事をしている。業務PCがlinuxになればみな喜ぶのにそうならない。いつまでもwindowsが業務マシンとして居座っているのはなぜだろう。

社員の貴重な時間を奪っているのだから、windowsの使用はやめた方が生産性が上がる。どうしてもwindowsでないと困るなら、windows updateを禁止すればよいかもしれない。

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