ところが、この状態でも日本企業の株価は上がることに気づいた。インフレのおかげだ。インフレになるとインフレ率以上に株価が上昇するのだ。歴史がそれを証明している。
第一次大戦敗戦後のドイツ 物価上昇1兆倍:株価上昇2兆倍
ここ30年の米国 物価上昇2.4倍:株価上昇10倍
ここ10年の日本 物価上昇1.1倍:株価上昇3倍
ここ数年のトルコ 物価上昇8倍:株価上昇8倍
面倒でこれ以上調べてないが、あらゆる国のあらゆる時代のデータをとっても株価が物価をアウトパフォームするという事実が確認できるだろう。なぜこんなことになるのかと言えば、銀行預金が企業の投資に回らないと経済が崩壊するという資本主義の原理原則のためだ。この辺りの理論は経済学の教科書を読んでほしい。
ならばインフレ対策としては株を買っておけばよいことになる。米国株、欧州株、インド株を買いたい。資産の1割は日本株に投資してもよい。日本ではテンバガー候補の銘柄を探してみよう。テンバガー株を探すためには社会環境をよく知らない国の企業よりも、肌感覚として環境をよく知っている日本の企業の方が探しやすいはずだ。
日本株に投資した残りの9割は株にするにしろキャッシュにするにしろ、ドル建て資産にする。実際私は今はドルキャッシュにしている。預け先が倒産してドルがなくなってしまうリスクがあるので、預け先の銀行や証券会社の選択には神経質になっている。あまり考えないで済ませるには、資産分別管理が徹底している日本の証券会社やFX会社を利用するのがよい。会社が倒産したときにどうすればよいか、どこに相談すればよいかが頭に入っている。法律や商習慣をよく知らない国の企業が倒産したときに、債権を回収する方法を考えるのはけっこうしんどい。
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