若いときから好きなことにお金を使って人生を豊かにしろと二人とも主張している。コストをかけてでも好きなことをしろと誰かから教えてもらうことはなかったが、好きなことをしないなんて思いもつかなかったので、期せずして私は彼らの主張の通りの人生を歩んできた。
若い頃は遊びにお金を使いすぎていつも借金を抱えていた。そして、大笑いなのは私は有給休暇を前借りして遊びに行っていた。昔は有給休暇を紙で管理していたのでそんなこともできた。今のようにコンピューターで管理していたら有給休暇の前借りなんてできるはずもない。ちなみに前借りはやろうと思ってやったのではなく、あるとき上司に呼ばれて「所定(20日)より多く有給休暇を取っているよ」と言われた。数えてみると確かに20日を超えて休んでいた。私が単に数え間違えただけなのだが。休んでしまったものは仕方がないので、上司は「来年の有給休暇から引いとくからね」と処理してくれたのだ。これは社内で伝説(笑い話)になった。
休んでどこに行っていたかだが、バイクにテントと水とガソリンを積んで山籠りしていたのだ。山の中では今日が何日かなんて意識しない。そのころの経験があるので、仏教で悟りを開くこともできた(山の中での暮らしは結果的には仏教の修行の荒業と同じことをしている)。山崎、堀江の両氏が言うように遊びを極めることは人生でもっとも重要なのは間違いない。
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