そのうちパソコン通信が始まって、私はアスキーネットを1985年から使った。音響カップラーかモデムを接続することが必要だったが、コンポーネントステレオの結線ほどは難しくなく、小学生でも使える難易度だった。
つまり1980年代はコンピューターは小学生でも使えるものだった。当然大人なら簡単に使えた。
コンピューターが難しくなったのはだいたい2000年以降だ。インターネット接続が当たり前になったのは良いが、悪意のコンピューターウィルスが出現してしまった。ウィルスの感染を防ぐため、アンチウィルスソフトを導入するとか、ソフトウェアをアップデートするとか、本来の目的とは関係のない作業をしなくてはいけなくなった。これはコンピューターを40年以上使っている私でさえ面倒くさいと思う。起動したらパスコードや指紋で認証しなくてはいけないのも本当は省略したいと思う。
だから、これからコンピューターを使い始める子供が「コンピューターはなんだか難しい」と文句を言うのは当然だ。1980年代の子供にくらべてスタート地点で不利になっているからだ。
しかし、老人が「コンピューターが難しいから使いたくない」と言っているのは許容できない。お前らはコンピューターが簡単だったときに既に大人だった。そのときに勉強していれば、今の子供よりはるかに簡単に使い方を習得できたのに、あえてそれをしなかった。いまさら難しいとゴネるとは何事か。甘えるのもいい加減にしろと思う。そして、その甘えに答えようとしている政府や企業の愚かさ。そんなのにお金と労力を使うくらいなら、子供に使えよ。
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