2021年9月10日金曜日

NFTに群がるバカども

NFTとかいう代物が高値で取り引きされている。NFTに使われている技術はブロックチェーン、ハッシュ、電子署名、公開鍵暗号などがある。ERC721で規格化されているが、それはコンテンツ周りの部分で、技術の本質は先に挙げた4つだ。その中のブロックチェーンは、技術というにははばかられるくらい幼稚な仕組みだ。これをありがたがっている時点でバカ丸出しだ。ハッシュや電子署名や公開鍵暗号は高校生くらいでないと仕組みは分からないと思うが、とても古い技術だ。情報の真贋証明には昔から使われている。私は暗号を専門にしていないが、ハッシュと電子署名に関する論文をずいぶん昔に書いたことがある。それくらい一般的な技術だ。

NFTをありがたがって高値で買っている連中に、ハッシュや、電子署名や、公開鍵暗号の仕組みを分かっている者がどれだけいるだろうか。幼稚園児でもわかるブロックチェーン技術すら理解しているかどうか怪しい。つまり、何も分かっていないのに「自分には分からないのだから、何だかすごい技術に違いない」と思って大金を投じているのだ。バカだ。分かってないのはおまえらだけだ。NFTが役に立つのは電子書籍や音源を数百円で買うときだけだ。

1990年代末期のITバブルでは、ITと名が付いているだけでITとは何の関係もない企業の株価が上昇した。その株式を買っていた連中はITが何たるかを理解していなかったバカだ。そして2001年にはITバブルは弾けた。

暗号資産も同じことが言える。中身を分かって買っている連中はほぼいない。いずれ中身が知れれば無価値になる。

ただし、NFTや暗号資産が無価値にならない可能性はある。人類の多くが学ぶことを放棄して、ずっとバカのままでいるなら、それらをありがたがる連中はいなくならない。技術の中身を理解していて、かつ人類の多くがこの先もバカのままだというのを看破してNFTや暗号資産を買っているのなら、その人はバカではなさそうだ。

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