2021年6月8日火曜日

アルツハイマー病新薬承認

アメリカの製薬会社バイオジェンと日本のエーザイが共同で開発したアルツハイマー病の新薬、「アデュカヌマブ」を承認したと発表した。ただし、追加で行う臨床試験で効果がないと判断すれば、承認を取り消す可能性もある。

残念ながらこれは病気を治す薬ではなく、進むのを止める薬だ。アルツハイマー病は軽度なら本人が困るが、重度になると介護する家族が苦しむ。私の家族にはアルツハイマー病の患者が2名おり、暴力をふるい周りに害しかもたらしていない。家族はみな本人が死んでくれることを願っている。家族の寿命はストレスで確実に縮んでいる。アデュカヌマブに唯一期待するのは、副作用で患者を殺してくれることだ。しかし、承認されたくらいだから大した副作用はないだろう。本当に残念だ。家族の苦しみは続く。おそらく介護している家族の方が先に疲れて死ぬだろう。不条理だ。単なる貧乏は生活保護で救われるが、介護地獄は今の福祉制度では救えない。

暴れる患者を無理やり介護施設に送り込めればいいが、本人が暴力でそれを妨害する。なんとか施設に入れたとしても、施設の介護士さんが暴力のはけ口になり、気の毒すぎる。それに自分で動けるから施設を逃げ出して自宅へ帰ってくると思う。介護士さんへの暴力の罪で、刑務所にいれたいが、それだと刑務官の人に迷惑だろうし、傷害だけならすぐ出所するだろう。家族全員がそう思っているように死んでくれるのがいちばんいい。ただし、極めて健康で、新型コロナどころかエボラでも簡単に死にそうにない。これだけで神がいないという証拠になる。

私がステージ4の癌で余命1か月なら、打つ手もあるんだが、残念ながら私は健康だ。クズを駆除したせいで余生を刑務所で過ごすというのは選択したくない。

0 件のコメント:

コメントを投稿