2021年6月1日火曜日

トヨタ自動車を救わない愚かな日本

火力発電所の電気で電気自動車を走らせても全然エコじゃないことは、以前に何度も書いた。私が書かなくてもちょっと考えれば小学生でも分かることだ。しかし、欧州や中国はガソリン車を廃して電気自動車に変えようとしている。この背景にあるのは日本自動車産業潰しだ。内燃機関で作動する自動車ではもうどうあがいても外国企業は日本企業に勝てないから、潰そうとしている。電気自動車なら素人でも作れるから日本の優位性が消えてしまうという目論見から来ている。
トヨタはこれに水素燃料エンジンで立ち向かうようだ。今のところ水素燃料はコストの点で不利で、長距離を移動する点では有利だ。水素を二酸化炭素排出なしに生成する技術は未だ確立されていない点には注意が必要だ。
電気自動車は発電が全て再生可能エネルギーにならない限り意味はないし、航続距離が短く充電に長時間かかる問題点はしばらく解決されないので実用性はない。実際電気自動車のユーザーの何割かは次に車を買い替える時は電気自動車を選ばないと答えている。偽エコなだけでなく、本当に車としての実用性に劣るのだ。
水素が良いか電気がよいかはともかく、敵が国策で日本の自動車産業を潰しにかかっているのだから、日本は国策でこれに対抗すべきだ。トヨタを始めとする日本の自動車産業界へ開発補助金を提供する必要がある。かつて救わなければならなかったがそれをしなかった、国産半導体、国産家電メーカーの失敗の教訓を今度は生かすときだ。液晶パネルは救おうとして救うのにすら失敗したが、その失敗も教訓にして今回に生かすべきだ。

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