足腰が弱っている父親が家の風呂には入りにくいので、デイサービスセンターの風呂を利用することにした。送り迎え付きで1回1万円。どういう計算なのかは知らないが2割負担がどうのこうのと言っていたので定価は1回5万円だろう。これに週2回通うことにしたと言う。母親は絶句した。毎日スーパーで1円でも安い品物を探して買い物をしているのに、黙っていても週に2万円風呂代で出ていくのだ。これは高過ぎだろうと。母親と話していて分かったのだが、そのお風呂には介護ロボットが導入されている。私もテレビで見たことがある。老人を寝かしたまま抱え上げてお風呂のお湯につけたり、引き上げたりできる非人型ロボットだ。値段は数億円するだろうというのは分かる。これを買った元を取るためには、デイサービスセンターはそれなりの金額を要求するだろう。
風呂に入るなとは言えないし、払える金もあるので私がどうこう言うことはできないが、妻と話していて「滋養のある食事を取って、適度に運動して、ああはならないようにしないとね」と意見が一致した。父親の足腰が弱った理由は病気でも老化でもなく、単なる運動不足つまり節制ができなかったからだからだ。
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