2021年2月2日火曜日

イスラエルのM4にパンター由来の75mm砲が搭載されていた

ガイアチャンネルで戦後の様子を見ていると、イスラエルとアラブの中東戦争が4回起こっている。戦争の原因を作ったのはイギリスで、アラブにはイギリスの味方をすると独立させてやると約束し、ユダヤ人にはエルサレムの土地をくれてやると約束していた。そして戦争が終わるとイギリスは知らんぷり。とうぜんイスラエルとアラブは争いになって、未だにそれは解決せず戦いを続けている。

イスラエルはメルカバ戦車を自力で開発して、今でこそ戦車大国になっているが、第4次中東戦争まではメルカバはなく、あちこちから戦車を輸入して使っていた。M4シャーマンのスクラップを大量に買い付けて使用したのは有名な話。M4シャーマンのそのままの備砲では、ソ連製戦車にかなわないので、砲だけを高性能なものに取り換えて使っていた。フランス製のCN-75-50という61口径の75mm砲。フランス製なら大したことないと思われがちだが、この砲はパンターに搭載されていた7.5 cm KwK 42を戦後フランスで改良して作ったもので、初速1000m/sを誇る。HVAPDS弾を使用すると1000mで170mmの鋼板を貫通できる。パンターの方はAPCR弾で1000mで149mmの鋼板(但し60度傾斜)を貫通できる。パンターの方が貫通力が弱いように見えるが、60度傾斜した鋼板に対する貫通力なので、実際はパンターの方が少しだけ強力だ。アラブ諸国が使っていたのはソ連製のT-34/85(最大装甲厚90mm)なので、CN-75-50で簡単に貫通できた。

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