2020年6月14日日曜日

Apple Time Capsuleが製造中止になった理由

Apple Time Capsuleは横型を1台と縦型を1台使っている。Macを使っている場所には必ず1台欲しいマシンだが、今は製造中止になって新品は手に入らない。複数台のMacのバックアップを自動的に取ってくれる便利なマシンなのになぜ製造中止になったのか。不思議だったが、Time Capsuleの内蔵HDDが壊れたときにその理由が分かった。
壊れたのは2010年から使っている横型Time Capsuleではなく、2015年から使っている縦型の方だ。新しい方が壊れたのは意外だった。これが壊れたとき、保存してあったMacのバックアップ内容を全て失ってしまった。内蔵HDDは新品のものに交換してTime Capsule自体は復旧したが、失ったバックアップデータは永久に戻らない。これがTime Capsuleが製造中止になった理由だ。RAIDでないHDDなので、バックアップとしては脆弱なのだ。Appleはこのことに気付いてTime Capsuleを利用したMacのバックアップに見切りをつけたのだ。まだ実用化はしてないが、今後AppleはMacのバックアップをiCloudにするように持っていくのではないかな。

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