株はまだ底値かどうかは分からない。しかし原油は今1バレル20ドルでほぼ底値と言える。ならば原油を買って長く放っておけば儲かるのではないかと思った。クリック証券でCFDならすぐに買える。ところが話はそんなに甘くなかった。CFDは1月おきに限月を乗り換えるロールオーバーが行われる。そのときに価格調整金が発生するのだが、原油保管料の関係で、買い持ちの場合たいてい価格調整金がマイナスになるのだ。FXのマイナススワップのようなものだ。そしてそれが無視できない大きさだ。1月1ドルくらいマイナスになることもある。今20ドルで原油を買って12か月後に25ドルに値上がりしたとしても、価格調整金で12ドルマイナスになれば大きく損をしてしまう。
先物なら6か月先の限月のものを取引できて6か月間はロールオーバーがない。じゃあ先物で行こうかと楽天証券のmarket speed CXを開いて原油先物のチャートを見るとなぜか円建て原油は結構ボラティリティが高い。うまく底値を買えるかどうかあやしい。しかも6か月以内に原油が値上がりする保証もない。しばらく研究してそれから買うかどうか決めよう。
今回のコロナ騒ぎで簡単に儲かった商品もあった。クリック証券のCFDにある米国VIブルETFという商品だ。VI指数を元にしたETFだ。普段は50ポイント以下で推移する。コロナ騒ぎでは60ポイントになった。そこで1枚ショートした。VIは下がらず、80,100と増え続けた。ナンピンショートを続け、120までに5枚のショートポジションを持った。さすがに120からは下げ始めて60になったところで買い戻して決済。決済は60に指値をしていたが、その日はすごく下がったみたいで49.31で注文が執行された。利益は19984円。意外と少ない。こんなことなら120で50枚くらいショートすれば良かったのだが後の祭り。この取引にはトータルで2時間くらいかけたので時給は1万円弱。これでは割に合わない。他のことをした方が儲かる。しかし勉強にはなった。次にパニック相場が来たら、もっと枚数を多く仕掛けよう。しかし、こんなにVI指数が上がることはこの先10年くらいはないだろう。それまで自分が生きているといいが。
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