待てば海路の日和あり

FRBが利下げしたのにダウが反落した。先が見通せない。今回のコロナ騒ぎが短期間の調整に終わるのか、リーマン級の下げになるのか今は誰にも分からない。リーマン級の下げになるにしても慌てる必要はない。リーマンショックのときもITバブルのときも下げ始めてから底値になるまで1年半かかった。ならば底は2021年7月だ。それまでは落ち着いて相場を見ていればいい。
今から予想できることもある。愚かな日本政府はオリンピックを強行するだろうということ。しかし、誰も来ないので期待した経済効果はないだろうということ。日本経済は衰退する一方だ。たとえオリンピックが成功していようと、消費税を増税した日本経済に未来はなかったので、日本経済が奈落に落ちることは既定路線だ。
米経済予想は難しい。トランプ減税と各企業の自社株買いで実力以上に株価が上がってきた。バブルと言っても良いのだが、バブルが弾けるかどうかが分からない。今後も自社株買いは続くので株価は上がり続ける。トランプが次の選挙でどうなるかは注目だが、次の大統領がトランプ減税を止めなければトランプが落選しても米経済には影響しない。そして米国人口は今も増え続けている。米国株は小さい調整を繰り返しながら引き続き上昇する気がする。つまり買うのが正解だ。そうと分かっているのだが、なぜか買うのが躊躇われる。儲ける機会を失っているのかもしれないが、今は自分の直感を信じて何もしないでおこう。