2019年12月23日月曜日

日銀が国債を引き受ける

ネットの論評で、アベノミクスの真の目的は日銀が国債を実質的に引き受けることによる円安誘導とインフレだとあった。私は以前から日銀はバンバンお札を刷って円安とインフレを実現しろと言っていた。アベノミクスと私の主張は同じだったのだ。これしか方法はないのは自明なので当たり前と言えば当たり前か。
論評では日銀が国債を引き受けすぎるとハイパーインフレになるとも書いていたが、私はその心配はないと思う。通貨の量を制御すればマイルドなインフレで済ませることができる。円安による輸出企業の業績アップとマイルドなインフレ。よいことばかりだ。ただ解決するのは円安と輸出企業の分だけで、企業の出し惜しみによる労働者の給与低下、少子化による年金機構の破綻は解決できていない。これらを解決するには企業の役員が内部留保をため込むのを止めて(自分の役員給与ばかり増額するのを止めて)、労働者の給与をあげなくてはならない。そんな立派な人物はたくさんいるとは思えない。法律でそうするよう強制しなくてはうまくいかないだろう。改革はまだまだ続くし、困難な道だ。

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