消費税増税前の駆け込み需要で、洗濯機とエアコンの売り上げが8月としては過去最高を記録したそうだ。買う人の気持ちは分かる。ただし、あまり得にはなっていないと思う。なぜなら20万円の洗濯機を買っても2%は4000円だ。家族で昼ご飯食べたらなくなってしまう額だ。
消費税が増税されると経済が失速するという見通しが出ているのに、日本株は能天気に上げている。増税後に企業の売り上げが減少し始めないと株価には影響が出ないのだろう。結局、増税で苦労するのは低所得者層で、富裕層にはほとんど影響しないという結果になりそうだ。
あのジム・ロジャース氏はインタビューで「日本が増税するのは間違っている。ここは減税しないといけない。」と言っていた。「減税すれば消費が増えて、結局は税収は増える。」とも言っていた。まさにその通りだ。なぜ減税ができないのか。
苦労して働いている人からはお金を取り上げ、年金と天下り先の給与で毎月50万円ももらっている上級国民老人の年金は減らそうとしない。どう考えてもおかしいだろう。政治家はいずれ自分が上級国民老人になるから既得権益を減らしたくないのか。そうだとしたら、腐敗した中国共産党幹部と変わらない。日本はいつから腐敗共産主義になってしまったのか。
さらに情けないのは日米貿易協定ではアメリカの言いなりになって、日本の主張はほぼ通らず、アメリカの主張はほぼ通した。どうして外国にNOと言えないのか。外国に弱いのは江戸時代からの日本の伝統だが、それを変える気概はないのか。
こんな情けない国では、命の危険にさらされているウイグルの人を助けるとか、チベットの人を助けるとか、国を併合されようとしている台湾に協力するとか、到底期待できない。若者が選挙に行けばどうにかなるという問題ではない。国の根本がおかしい。
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