2019年8月7日水曜日

NFCとFeliCaの違いが分かった

Mac Fan 9月号の88ページにNFCとFeliCaの解説記事が載っていた.これが分かりやすい.これまで中身が分からなかったのでNFCもFeliCaも使っていなかったが,この記事におかげで分かった.そろそろ使い始めようと思う.
NFC(Near Field Communication)は国際規格で,外人が持っているスマホのアップルペイやグーグルペイはNFCを使ってタッチ決済をする.FeliCaは日本独自の規格でIC乗車券やQUICPayやiDで使われている.FeliCaは後にNFC Type Fとして国際規格になったが,ほぼ日本でしか使われていない
日本ではNFC決済ではなく,FeliCa決済が使われているため,日本のiPhoneだけにFeliCaチップが内蔵されている.そして日本でアップルペイというとFeliCa決済の方を指す.日本人が日本のお店で使うだけならこれでも良かった.しかし,外人が外国のスマホを日本に持ち込んで使おうとすると困ったことになる.外人のスマホにはFeliCaチップは入っておらず,NFC決済しかできないのだ.日本のお店の店頭にアップルペイのロゴが貼ってあったら,外人はアップルペイ(NFC決済)ができると思うだろう.しかし,実際はできない.これは良くないことだ.その問題を解決するため,最近ではローソン,マクドナルド,空港の売店などでNFC決済ができるようになってきた.NFC決済対応の店はこれから増えていくだろう.ただし,店舗スタッフもまだNFC決済とFeliCa決済の違いが良く分かっておらず,外人が「アップルペイで払います」と言うと,FeliCaリーダーの方を出してしまう.本当はNFCリーダーを使わなければならない.いやはや,店員さんも大変だ.同じアップルペイなのに,外人が持っているiPhoneだとNFCリーダー,日本人が持っているiPhoneだとFeliCaリーダーを出さねばならない.
私と家族が持っているiPhoneはiPhone5S,iPhone6S,iPhoneSEとちょっと古めで,NFCもFeliCaも内蔵されていない.これからタッチ決済を使おうと思ったら日本向けのiPhone7以降かApple Watchを買わなければならない.さて,どれにしようかな.

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