「どこどこの国のスタジオでレコーディングしました」なんて楽曲がある。機材が似たようなものなら、場所を変えたって音はたいして変わらないだろうに、無駄な移動をするものだと最近まで思っていた。
ところが、この間借りてきたCD「永遠のアイドル」を聴いて考えを改めた。このCDは30~40年前の楽曲が歌手一人当たり1曲ずつたくさんおさめられている。歌謡曲コンピレーションアルバムだ。けっこう音がひどい曲がある。聴いて分かるくらいに歪んでいる。1%や2%の歪率ではまず分からない。分かるってことは10%以上歪んでいるってことだ。ひどいな。なんで録り直さなかったのだろう。これは機材云々という前にレコーディングエンジニアの考え方の問題だ。仕事がいいかげんだ。歌謡曲だからって、若い子が歌っているからってなめているとしか思えない。なるほど、外国の著名スタジオでレコーディングするというのは、こんないいかげんなエンジニアがいないとわかっている分、良いことに違いない。外国のスタジオが全部良いとは言わない。著名なスタジオだから良いのだ。ならば、わざわざ飛行機に乗って出かけて行って、そんなスタジオでレコーディングするのは意味のあることだろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿